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直流のポータブル電源なのに、電磁波が出ていた件を検証してみた【ECO FLOW PRO】

電磁波対策で『ポータブル電源』を
使っている一部の人に
ちょっと残念なお知らせ&対策方法。
 
防災意識の高まりで、ポータブル電源の
需要が高まっています。
 
電気代が高くなることも想定して、
オフグリッドシステムを構築している家庭も
増えてきていますよね。
 
かくいう、我が家も導入しています。
 
我が家は、北朝鮮のミサイルが
島根原発(ここから100km)を狙わない限り
大きな災害に見舞われることはないかな
と想定しているのですが、
 
万が一の有事に備えて、
そして、電磁波対策として入れています。
 
実は、ポータブル電源、
以下可愛らしく『ポタ電』は、
直流電源になるので、
電磁波を出しません!
 
「お、ええやん!」 
 
パソコンとか、
ちょっとした家電をこれで動かせば
電磁波を気にせず暮らせます。 
 
何よりも、有事を想定して
家庭内に防災システムを作っておき
それを普段から日々使い慣れておくことが
大事だと思います。
 
備蓄とかもそうですよね。
ある程度のストックを備蓄しておき、
ちょびっとずつ日々使いしながら、
必要分を買い足していくと
 
73年のオイルショックの時のように
スーパーの棚がいきなり空っぽになるという
現象がなくなるという発想ですよね。
 
あと、種を保存している人もいますよね。
 
核戦争とか起こって全てが吹っ飛び
大地だけになってしまっても
種をまけばやり直せるという考えです。
 
確か、ビルゲイツも北極圏の
スヴァールバル諸島(永久凍土)に、
地球上の種を冷凍保存している施設を
作っていたと思います。
 
万が一冷凍装置が壊れても、
マイナス4度を維持できる環境に
置かれているので安心ということです。
 
備えあれば憂いなし!
 
頭のいい人は考えることが
クールを超えてフローズンですね〜。
 
さて、電磁波測定士の役得というか、
我が家のポタ電を測定してみましたところ
悲しい事実が判明しました。
 
そもそも我が家がポタ電を買ったのは、
電磁波対策のためです。
 
直流電源なので、電場も磁場も出ない!
おまけに災害時に頼りになる!
 
これがポタ電導入の魅力です。
 
それがなんですと!
 
「電磁波が出ておる?」
「何かの間違いでは?」
 
先にお断りをしておくと、
基本的には電磁波が出ないメーカーが
一般的だと思います。
 
自分が買った(それも人にも勧めた)
ポータブル電源に限っては
出ている。
 
普通にAC(交流)コンセントに
プラグを突っ込むよりは数値が低いとはいえ、
でもやっぱり出ている。
 
目を疑ったけど、出ている。
 
何度も、色々実験したけど出ている。
 
こりゃ、もう仕方ないです。
対策考えるしかない。
 
うちのポタ電メーカーさんは、
ECO FLOW。
タイプはRIVER PRO 720Wh。
 
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定格出力600WのRIVER Proには、
 
最大1200Wの電化製品を稼働できる
「X-Boost」と呼ばれる機能が
搭載されています。
 
使用する機器の動作電圧を下げることで、
消費電力を定格出力600W以下に抑えて
使用することが可能となります。
 
この機能により、
 
電気グリルやコーヒーメーカー、
電動工具など大きく電力を消費する電化製品も
問題なく稼働することができるのです。
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バッテリーは720Whの容量しかないのに、
それ以上の、たとえば1200Wの
ドライヤーとかを平気で使えてしまうのです。
 
このメーカーはこの技術が売りなわけですが、
多分これがアダになっているっぽい。
 
せっかくの電磁波のでないDCを
AC出力にして必要なパワーを出すのかな? 
 
電磁気学の面白さや
ロマンを感じる部分でもあります。
 
好きですよ。そういうの。
 
技術進歩は絶対にいいと思うし、
この前のH3ロケットの失敗もそうですけど、
 
何かダメだったら、改善していくことでしか
道は拓けないわけですから、
諦めたり、叩いたりしてもしょうがないです。
 
もっといい未来を信じて、
トライ&エラーあるのみ。
 
アルゼンチンのど田舎に
暮らしていた頃の話が
ちょっと参考になるかもしれません。
 
田舎すぎて、電気も水道もガスも
来てませんでした。
 
そこではラジオ番組が
ハガキや電話の代わりをしてました。
 
「プエンテネグロに住んでるロサさん、
 あなた宛の荷物が届いてるから、
 郵便局まで取りに来てください。」
 
「今日、シルビアさんがあのバス停で
 2時に降りるから迎えに行ってあげて。」
 
みたいな。
 
これって、この番組聞き逃したらやばいよね?
 
人通りのない炎天下のバス停で待ちぼうけとか、
仕方なく徒歩で重い荷物を持って
12kmの泥道を歩くとか最悪だし。
 
ちなみに番組を聞き逃しても、
半径1−2kmくらいのところに住んでいる
隣人の誰かが聴いていて、
 
とことこ歩いて教えに来てくれるので、
なんとかなるもんなんですけどね。
 
たまに不通のことがあり、泣く…
 
迎えに来てくれるのは馬車!
 
馬車といっても、
迎えにいく準備に1時間半かかります。
 
(放牧してある馬を探しに行って
 それから馬具や車輪をつけていきます。)
 
そんなクソ田舎で電話もないようなところに
あっという間にいきなり『携帯電話』が
入ってきましたからね。
 
2005年の頃です。
 
黒電話飛び越えて。携帯かぁ。
それもソーラーパネルで充電して使うやつ。
 
なかなか今時じゃね?
つうか、当時からしたらかなり未来的? 
 
減災意識高いかも!?
 
いや、そもそもあの人たちは
何があってもサバイバルできそう。
 
おまけに地図にも載ってないような
超へき地だったので
 
「もし将来戦争が起こったら家族を呼び寄せろ
 絶対、爆弾落ちないから!
 地図に載ってないからね」
 
って、冗談をかまして笑い飛ばしていた。
ワイルドだろ〜?
 
さらに
 
ラジオで音楽を聴いていたところに
カセットテープも飛び越えて、
CDもMDも飛び越えて、
iPod(MP3プレーヤー)が入ってきました。
 
日本では、メーカーと一緒に
技術進化のプロセスを体験しますが、
アルゼンチンではその過程を
一気に跳躍(リープ)してくるわけです。
 
特に田舎では、不要なんですよ。
中間の部分が。
 
技術進化が落ち着いて
使えるようになったところで
ようやく手に届くようになるわけです。
 
なるほど〜、
 
先進国の消費者のお役目は、
技術進化を享受するかたわら、
その発展を経済的にサポートしているのか!
 
だから、電磁波が出ているポタ電も
今の技術ではやむを得ないのかもしれません。
 
近い未来には、電磁波も出ないし、
高出力にも対応できるポタ電技術が
当たり前になることを望みます。
 
フリーエネルギーが先に来てくれると
もっとうれしいけど。
 
さて、長い前置きはこれくらいにして、
 
じゃあ、技術革新のはざまに
生きている我々世代は
どうしたらいいのかってことですよ。
 
古風で、つまらないかもですが、
やっぱりポタ電もアースを取りましょう!
 
という結論になります。
 
アースを取ったポタ電は最強!
 
特に野外使用だったら、
アースできる地面は辺り一面にあるわけですし、
やらない手はありません。
 
どこでアースを取るか
ってところは、
測定しながらやってみないとわかりません。
 
3Pのプラグが入るような形状には
なっていますが、測定してみると、  
アースを取っているような数字にはならず、
 
そういう3Pプラグにも対応できる
という形状面をカバーしている
んだと判断しました。
 
(アース機能性の担保ではない。)
 
ぶっちゃけ
まだアース接地ができるポタ電を
見たことがありません。
 
多分、リサーチ不足だと思うので、
あったら是非教えてください。
 
次機種購入の検討材料にしたいです。
 
X-Boost機能つきポタ電を使う時は、
アースをお忘れなく!

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