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スマートメーターって電磁波的にどうなのよ?

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その中で、スマートメーターの電磁波が気になる方がいらっしゃいました。「めまいがするので、影響があるのかな?」とスマートメーターから出ている電磁波とめまいには関係があるかどうかの可能性を知っておきたいのだと思います。
 
で、実際数値はどうなんだろうと思って、早速我が家のスマートメーターの電磁波測定をしてきました。
 
電場は安全基準値以下。
磁場が565nT でした。(安全基準値:250nT)
 
ちょっと話がそれますが(後ほど伏線を回収します、)EMFAの電磁波測定士は、電磁波対策製品を販売しているレジナとエージェント契約ができる仕組みがあります。レジナの土田社長が、EMFA(一般社団法人日本電磁波協会)の発起人・理事という関係で、電磁波測定士の活動を支援し、電磁波に関する正しい知識を啓蒙する輪・人材を広く作っていこうという考えなんですね。
 
ボスケリコ農園(臼井崇来人)は、電磁波測定体験ができるスタジオアース(岡山県真庭郡新庄村)に指定されています。エージェント登録していますので、レジナの電磁波対策製品を取り扱っています。で、そのお客さんの中にも、スマートメーターの通信部を抜いてもらうことで、頭痛が消えたという人がいました。
 
スマートメーターの測定値は、想定内といいますか、アースが取れていて電場は全く問題なし。磁場は高め。そりゃあ、電気を送ってくる入り口ですからね。距離(60cm以上)を取るしかありません。このすぐ裏に寝室があるというような家の配置だったら、もろに影響を受けますからなんとか工夫して配置換えをしたほうがいいです。これからDIYで家を建てるというような自立心旺盛な方も、意識しておいたほうがいいポイントです。
 
とはいえ、距離さえ確保できれば、あまり気にしなくていいです。むしろそこに意識がいって、心配しすぎて不調がおこることもありますから。ある種の引き寄せの法則が働いてしまいます。変な話ですけど「神さま、私を電磁波から守ってて!」と神頼みして思い煩いを手放しておくほうが、精神的にはプラスの効果があると思います。(元宣教師なんで、5%と言われる『見える世界』と95%の『見えない世界』の両方の話が好きです、もちろん神様が聖霊や天使を送ってくれて守ってくれると信じてます。信じたもん勝ちの世界。)
  
最近の量子力学でも証明されていますよね、マルチユニバース。この延長線にあるんだと思いますが、人の体は本当に十人十色なんで、自分に効果がある/ないからと言って、他人もそうであるとは限らないものです。ですから決めつけてしまわず、慎重に。その人にとっての事実ベースで、話をよく聞いて、解決策をカスタマイズしたい。そういう視点から、自分は測定士になろうと思いました。数字が見えるので。公平ですし、客観的で、再現性も取れます。一応、これでも大学は理科教育が専門で、中・高の理科を教える教員免許を取ったんです。なので、スピ&科学。そしてアクションタイプで即行動。最強じゃん?
  
さて話をちょっと戻して、EMFAの第一級電磁波測定士講座の教本の中にも登場する土田直樹。なんで元商社マンの土田社長が電磁波が『見える』ようになったかのくだりが紹介されてます。ここを読むと、同じくアクションタイプの土田社長が電磁波にあふれた生活環境を本気で変えたいと決意し、人を動かし、なかったものを作りだし、電磁波対策の道を拓き、仲間を増やしてこれたのか、改革を始めた原点の熱量が伝わってきて、測定士の心が燃えます。土田氏、ちょっとルフィーっぽい? 
 
この経緯は土田直樹氏の著書「アース革命」にも載っています。Kindle Unlimitedで¥0で読めます。
 

「アース革命」(土田直樹著)


かいつまんで話すと、2003年電磁波カットの電気毛布を開発・販売していた土田さんは、お客さんからクレームを受けます。「検知器が鳴るので、電気毛布の電磁波が落ちてないのではないか」というものでした。お宅を訪問してみると確かに2階で使われていた電気毛布で検知器が鳴ります。ところが、1階に持ち込むと鳴らないのです。直感から2階の床が帯電していることに気付き、測定してみたところ180V/mの数値が。しかし「なぜ?」
 
そこからです。家電の電磁波対策に意識が向いていた土田氏は、電気配線から家の床や壁が帯電していることに気がついていくのです。
 
これ、コロンブスの卵ですよね。言われてみると当たり前で、新鮮味も何もありません。が、気づいた時の衝撃たるや! 想像に難くありません。今でこそ、土田さんから耳にタコができるくらい『屋内配線のリスク』を聞かされているので、我々測定士も壁の中や床の下の『見えない』配線ラインを測定器で追うことができます。知識としても、電気配線や延長コードから電磁波が漏れている、そこからものを伝って帯電するという事実が頭の中に入ってます。そして屋内配線対策が大事、オールアース®︎住宅という考え方をお伝えしています。
 
ところがですね、まだ1級を受けたばかりで研修中測定士の私は本日改めて「アハ体験」をしてしまいます。よそ様のお家に測定に行くと、意識してるんですけど、我が家となると「ピン」ときてなかったんですね〜。屋内配線からくる電磁波の伝播。
 
というのも、我が家は築100年の古民家。建てられた頃は、まだ電気がなかった時代ですよね。だから、電気配線も、灰色のごっついコードが家の中を張り巡らされています。だから「ここ距離を取らんといけんな」というのが視覚的に分かってたんですよ。対策をしてたつもり。だから測定器を手にしても、家の中で測定するような怪しいところもないか(アースが取れてない加工場のキッチン以外、)と思ってたわけです。原則的に、1階床下に屋内配線は通ってないし。古民家の2階は、寝室と子ども部屋以外、ほぼ納屋だし。
 
でもね、スマートメーターや分電盤を測定したついでに、たまたまお風呂場や洗面所の廊下を測定してみると「あれ、高いやんけ? なんで?」となったわけです。それで数値を追っていて、気がついたのです。「あ、この壁の中配線がココ通っている!」それで、床や壁が帯電してるのか! 
 
木造住宅の意外な盲点として、木材は電気を通しにくく、放電しにくい性質があります。つまり帯電しやすいです。「ガーン!」 
 
ついでにちょっと愚痴らせて。
 
うちは、パナソニックのユニットバス入れてるんですけど、ここは豪雪地帯で、冬にはマイナス15度になったりします。つまり換気扇が凍るわけ。そんな時に、お風呂のヒーターとファンスイッチを入れてしまったもんで、変な音がして壊れたわけ。「10年の保証期間中だから直して」と電話したらなぜか「修理費も材料代もいる」と言われ、どうせ窓あるし換気扇使わんしと思って、放置してたわけ。つまり使ってないのよ。
 
ところが

パネル下(壁の中に配線なし)
パネル上(壁の中に配線あり)

それなのに、電磁波出とる〜。そこまで配線がきてますからね。当然です。配線上に、きれいに電磁波出しながら来とったで〜。『見えないものが視えた〜!』補足しておくと、多少電場が出てますが、めくじら立てるほどでもないです。この場所でガッツリ過ごすわけじゃないですし、数値もそれほど高くもありません。今回の記事の目的は、見えない屋内配線を『視る』ことが主眼なんで。
 
で、改めて室内を眺めてみると、電源タップやコンセント差し込み口から壁や床が帯電気味。床は温熱ヒーターをコンセントに繋ぎっぱなしにしてて、余計いけんかったね。スイッチをオフにしてるだけでは、電場がダダ漏れ。(オンにすると磁場も出るよ。)対策としては、切り替えスイッチ付きのアダプターをかまして、こまめにスイッチをオフにすると良いです。そうするとその先は(電源にコードを刺したままでも)電気が流れず、電磁波が発生しません。
 
長くなったので、今日はここまで。
 
「あれ、電源切替スイッチのアダプターの写真ないの?」 
 
電磁波測定&電磁波対策の質問があれば、LINEオープンチャットで受け付けていますので気軽に投げてみてください。
 
このnoteだと一方的ですし、全部をお伝えできるわけでもありません。やっぱり個別にケースバイケースで話をする方が、イメージもしやすいですし、困っている人の状況に共感できるので、具体的な話もできますし。何よりあなたも質問することができます。他の人のやり取りを見て、知識を仕入れることもできます。
 
何よりも、この電磁波Q&A『100本ノック』が電磁波測定士を育てるわけです。一緒に進化していきましょう!

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