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牛タンランチを食べて思い描いていた大人に

勤め先の制度を利用して月一で、経費でひとり5000円程度までの食事ができるのだが、今回は同僚と牛タンランチに行ってきた。

普段ならば選択肢に入らない価格帯のメニューに加え、いかに支給上限キワキワを狙うかが勝負となるので、各々追い肉をしてみたり、とろろを追加してみたりと大盤振る舞いだ。

嬉しい。映えない

そして到着した牛タン極み焼き10枚。この皿、10枚載る想定してないのではなかろうか。

さておき口にしてみると、厚みの割に程よく柔らかく、濃厚な肉のエキスが口に広がる。つまりとても美味しい。

しかし、最初は柔らかいですね!と褒めちぎりながら食べていたのに、文字通り舌先が乾かぬうちに顎が痛くなってきたとか、味が濃いからとろろがあってよかっただの、大量の漬物が置いてある意味がわかっただのと言い始める始末。
過ぎたるは及ばざるが如しとはよく言ったものだ。本当に。

帰りのレジで領収書をお願いすると店員さんが全てを察しておりますという感じで「今日は豪華なお昼ですねっ」と話しかけてこられたので、こちらははにかみながら「ええ、会社のお金で。美味しかったです(ニコリ)」と返した。
なんだろう、大人になったらもっと大人になっているものと思うことがよくあるが、今回ばかりは思い描いていた大人になった気がした。

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