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教師に大切な力とは?

こんにちは!Tacchiです。

今回はこの本。『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。

本屋大賞受賞、映画化もされました。『そして、バトンは渡された』を読んでみて、教育と絡めてまとめたいと思います。以下、ネタバレを含むことがあります。


印象に残った言葉

「楽しいときは思いっきり、しんどいときもそれなりに笑っておかなきゃ」

最近では、保護者対応、生徒指導の難しさ、仕事量の増加に伴う時間外労働問題など教職のブラック化が取り上げられています。皆さんのクラス、職員室、職場は笑顔がありますか。

子どもに比べて大人は笑う回数が少ないそうです。

子どもは1日400回笑って過ごすのに対し、大人は15回ほどしか笑わないといいます。(こちらより引用)

子どもと一緒に笑い合う(演技でも)ことができるって教師としてとても大切な力だと思います。

また、楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいと感じることも分かっています。笑顔の時に使う筋肉を使うだけで幸せホルモンが脳から出るそうです。つまり、楽しくなくても笑顔を作るだけで脳は勘違いするのですね。

楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。(哲学者ウイリアム・ジェームス)We don’t laugh because we’re happy – we’re happy because we laugh.

終わりに

教職って本来楽しい職だと思います。純粋な子どもと預けてくださる保護者の皆様。成長しあえる同僚。頼もしい上司。色々ある教師という仕事ではありますが、まずは自分が笑顔を作って、自分の周りから雰囲気を明るくしていきたいですね。笑顔は無料です!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!皆さんが少しでも笑顔になれますように!!

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