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そして宿泊療養へ

皆様こんにちは。

前回は症状出始め~コロナ陽性になった日までを書きました。

今回はその続きを書いていきたいと思います。


コロナ陽性判明当日夜~翌日夕方まで(自宅)

陽性と判明し、その日は一先ず自宅で療養。しかし、家族への感染を
防ぐため、早急に離れないといけないと考えました。
そのためホテルでの宿泊療養をすべくネットで検索し
[自宅待機SOS(コロナ陽性者24時間緊急サポートセンター)]というところへ連絡。
電話を掛けたのは日が変わるぐらいの遅い時間でしたが、すぐ出ていただき
今日コロナ陽性になったこと、事情を説明し宿泊療養したい旨を伝えました。
ただ、陽性と診断されたことはコロナ陽性者24時間緊急サポートセンターには
伝わっておらず、保健所から連絡が来て陽性だと分かった段階で宿泊施設の手配を
してもらえるとのこと。
確かに、自分自身も保健所から連絡が来ておらず、コロナ感染者等把握システムの
[My HER-SYS]にも登録できていないしそりゃそうか…と少し落胆しました。確認が取れ次第、また連絡するとのことでその日は終了。
一日でも早く離れないとという意識が強く中々寝ることができませんでした。

そして次の日、朝6時頃に起床。
熱は下がっていましたが、咳、のどの痛みと体が痛いのは続いていました。
ご飯は食べられない代わりに水分はしっかり取るよう心掛けていました。
電話はいつ来るのか、今日中に家を出られるのかと不安で
そわそわしていましたが、なんとお昼前に電話がきました!

「療養のためのホテルを手配しましたのでご連絡致しました。ホテル名は○○、
16時半頃に送迎用タクシーがご自宅に向かいます。タクシー会社から連絡が
来ますのでご対応ください。」

お礼申し上げ、必要なものや注意事項を聞き、準備に取り掛かりました。

そして時間になり、タクシー運転手さんから到着しましたとの電話。
荷物を抱え玄関に向かい、扉越しで妻と子に行ってきますと言い別れました。
10日間会えないのは正直つらいですが、感染してからだと遅いので
安心の気持ちの方が強かったです。
妻と子は当然ながら濃厚接触者になりましたので5日間の自宅待機。
妻は仕事に行けず、子も保育園に行けないため、妻が一人で面倒を
見ることになります。負担をかけてしまい申し訳なくなりました。

宿泊療養施設~施設内生活初日

そして完全防備された大型タクシーに乗り込みいざ療養施設へ。
自宅から割と近い距離だったため15分程度で到着しました。
療養先は一般的なビジネスホテル。裏口から入り進むと受付があり
そこには先に自分以外に3人座っており一緒に説明を受けました。

主な説明は、
・健康観察のため朝8時と夕方16時に体温と酸素飽和度のチェック(MY HER-SYS入力)
・入力後看護師が体調確認のため電話する
・体調に異変があれば、オンラインや直接での診察も可能
・一日三食お弁当支給。時間になったらエレベーターで一階まで自分で取りに行く
・ペットボトルのお茶と水は必要分持って行っていい
・お弁当が合わない場合フードデリバリーも利用可能だが事前申請が必要
・差し入れも可だが、お酒、たばこ、危険物等はもちろん禁止
・ゴミはゴミ袋に入れ、密閉し指定場所に捨てにくるように

ざっくりですが、一通り説明を受け同意書に名前、日付等記入後
エレベーターで泊まる部屋へと向かいました。
部屋はいたってシンプルな作りです。ユニットバス、ベッド、テレビ、
小さめの冷蔵庫、湯沸かしポット、冷暖房…
そしてWi-Fiも完備されていたので、とても助かりました。

荷物を置き、夕食まで時間もあったので取り合えず横になることに。
これからどうなるんだろう…という不安が襲い、正直体調不良より
メンタルでの辛さがきました。一人だし、誰に相談したらいいのかも
わからず、気が気でありません。
ただ、考えてても仕方がないので、今やれること、早急に治すためにも
しっかりごはんを食べ、しっかり睡眠を取ろうと努めました。

そして夕食の時間。2階ずつに順番に呼ばれて、お弁当を取りに行きます。
2階~13階まであり、日によって?2階からだったり13階からだったり
呼ばれていましたが、自分はちょうど真ん中当たりの階だったので
待ち時間もそこまでなかったです。

ただ、お弁当を取りに行く際、大丈夫かな?と思ったこともありました。
・エレベーターは満員
・1階はお弁当を受け取るための列と、電子レンジの順番待ちの列で密状態

改めて考えると、自分含め全員コロナにかかっているので、
せっかく治ってきた人がまたそこで菌をもらい悪化したりしないのかな
という不安を感じました。
入居したばかりの自分が移す可能性ももちろんあるのでなるべく
短時間の滞在でそそくさと自分の部屋へ戻りました。

お弁当はお肉中心か野菜・魚中心か選べたので、私はお肉中心にしました。
中を開けるとかなりしっかりしており、バランスも良く普通に買うと
結構いい値段がしそうなほどでした。

そしてご飯を食べながら自宅の妻と子とLINEでカメラ通話をしました。
幸い二人とも何も症状は出ておらず元気なようで、一安心。
私が過ごしていた居間は消毒中でまだ入らないようにしているとのこと。
二人が過ごしている寝室には冷房がついていないため気温が30度近くまで
上がり、とても暑そうでした…。それでも頑張って生活してくれてて、
改めてコロナになってしまったことを申し訳なく感じました。

子が寝る時間になったので、通話を終え私も21時前には就寝することにしました。
一人で寝るのが久しぶりで、当然子の泣き声や寝言が聞こえてこないため
ちょっと寂しくなりました。

宿療養初日はこんな感じで終了。続きはまた改めて書いていきます。

ここまでお読み頂きましてありがとうございました。
健康が一番!



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