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【パイオニア・エクスプローラー】サイドボードのカードを知ろう!②




はじめに

お世話になっております。はじめましての方ははじめまして。tAchi(タチ)です。

この記事ではパイオニア、エクスプローラーのサイドボードでよく使われているカードを紹介しています。
今回は第2回。色対策カードについてまとめていきます。

前回の記事はこちら↓


色対策カード

前回は墓地対策、無色アーティファクトとデッキを選ばすに入るカードを紹介しました。

今回は色対策カードについての紹介です。

色対策カードは、特定の色に対してかなり強力に作用するという性質上、基本的にはサイドボードに採用され、相手のデッキの色に合わせてサイドインされる、といった使われ方が多いです。

この記事では色対策カードについて、各色に存在するものをいくつかまとめていきます。



救済の波濤

救済の波濤/Surge of Salvation

【白単人間】などでたまに採用されています。

たった1マナで黒や赤のデッキが使用する除去や火力からクリーチャーを守ることができます。

また、自分自身にも呪禁が付与できるため、パイオニア環境でよく見られる思考囲いや強迫といったハンデスや、赤系デッキの使用する本体火力に対する対策としても有効です。


痛烈な一撃

痛烈な一撃/Knockout Blow

赤系のアグロに対して除去、回復を同時にこなすことができ、かなり有効です。

4点というのが広い範囲の赤のクリーチャーを除去できるダメージ量なのもえらいです。

僧院の速槍や損魂魔導士などの果敢持ちクリーチャーに打つ場合、タイミングを考えるのがが重要になってきますね。



霊気の疾風

霊気の疾風/Aether Gust

青系コントロールや【スピリット】、【独創力】などでよく採用されています。
特に【独創力】は1ターン時間稼ぎすることの重要性が高いため、特に相性がいいです。

ライブラリーに戻す効果なため、打ち消しに耐性を持つカードに対しても使用できるのが良いポイントです。

また、既に戦場に出ているパーマネントに対しても使用できるため、後引きしても無駄になりにくいのも強いですね。


方程式の改変

方程式の改変/Change the Equation

霊気の疾風と同じく、赤や緑のデッキの動きを妨害するカードです。

序盤の展開の妨害として使うだけでなく、相手の大ぶりなアクションを止めるのにも使うことのできる、優秀なカードです。

2コスト以下を打ち消す際は相手の色に関係なく使用できるため、メインから採用されているリストも存在しますね。

意外と忘れがちですが、7コスト以上のカードは打ち消せないので注意しましょう。


神秘の論争

神秘の論争/Mystical Dispute

青系デッキに対してかなり強力に作用するカウンター。

青系デッキ同士でマッチする際は、相手も採用している場合が多いので、自分もこのカードを警戒することが重要になってきます。
相手には強く使わせず、逆に自分は効果的に使用することを意識しましょう。

青以外のカードに対しても使用することができるので、自分にとって致命的なカードや相手のフィニッシャーに対して、このカードを3コストで打つ場面もよくあります。



害悪な掌握

害悪な掌握/Noxious Grasp

黒系のデッキにはよく採用されています。

現在パイオニアの黒系デッキのメインに入る2コスト以下の除去はどれも範囲が限られているもの、もしくはなにかデメリットがあるものばかりなのですが、このカードは白や緑であれば全ての範囲を対象にとれる上に、おまけでメリットまでついてきます。

PWも対象に取れるので、【緑単信心】や、【アゾリウスコントロール】などが使用する、除去しにくいPWに対処するためにも使っていきましょう。

1点回復も地味にありがたいです。


ぎらつく氾濫

ぎらつく氾濫/Glistening Deluge

【白単人間】に対して特に強力に作用する全体除去。

全体マイナス修整なので、破壊不能や呪禁、プロテクションといった能力を気にせず打つことができます。

自分のタフネス2以上のクリーチャーを残しつつ、相手のタフネス3以下のクリーチャーをまとめて破壊する、といった使い方が最も強いです。



引き裂く流弾

引き裂く流弾/Rending Volley

打ち消されない4点火力。

特に【スピリット】が打ち消しを構えている状況や、【白単人間】のエーデリン、護法持ちのクリーチャーなどにはかなり有効です。

赤の色対策カードは打ち消されない除去が多いのですが、1コストかつインスタントであるこのカードが最も使われていますね。

【スピリット】の鐘鳴らしや【白単人間】の不屈の護衛、精霊への挑戦などには注意しましょう。


丸焼き

丸焼き/Fry

引き裂く流弾が1コスト重たくなる代わりに、PWも対象に取ることができるようになった5点火力。

5点というのが優秀で、痒いところに手が届く印象があります。


石術の連射

石術の連射/Lithomantic Barrage

ソーサリーになった代わりに1マナ軽くなった丸焼き。

最低保証としての白や青以外にも1点与えることができる効果も有用な場面があったりします。(緑単のマナクリを除去する、など)

引き裂く流弾、丸焼き、石術の連射のどれを選択するか、自分のデッキと相談して決めましょう。



ガラクの先触れ

ガラクの先触れ/Garruk's Harbinger

黒からの呪禁持ちということで、黒の単体除去の対象にならず、相手に対してかなりプレッシャーをかけることが可能です。

クリーチャーとしてのスペックも優秀なので、メインボードから採用されているリストも多い印象です。


砂追いのモロク

砂追いのモロク/Sandstalker Moloch

青黒系の除去や打ち消しに対して強く作用するクリーチャー。

場のクリーチャーが除去されたり、打ち消しを打たれたりした返しに、パワー4のクリーチャーを出しつつ後続のカードを手札に加えることができるため、立て直しがしやすくなります。

相手の1:1交換に対してアドバンテージを稼ぐことができる良いカードです。


まとめ

今回は色対策カードについてまとめました。

パイオニアやエクスプローラーは多色のデッキが多いため、色対策カードは活躍する場面が多いですね。

環境に多いデッキや、苦手なデッキを理解することで、より強力にこれらのカードを活かすことができるのではないでしょうか。

次回は、特定の理由からサイドボードで採用されることが特に多いカードをピックアップして紹介していこうかなと考えています。

この記事が誰かのデッキ作成の一助となれば幸いです。

ではまた!


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