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切手COL[カレル・シュチカの「砦からの歌」]

チェコスロバキア/1971年発行/絵画

チェコスロバキアの画家シリーズの中から[カレル・シュチカ-Karel Štika]の[Písně z bašty](ネット翻訳では「要塞からの歌」もしくは「砦からの歌」)という作品をモチーフにした切手です。1938年に制作されたもので、元は1862年に作家の[Josef Václav Frič]が書いた詩を描いたものだそうです。

Josef Václav Fričは革命運動のようなものをしていたようで、いろいろな活動をしては逮捕されていたようです。詩が作られた1862年当時のチェコは周囲の国からの支配により母国語であるチェコ語の禁止、宗教的・文化的弾圧を受け、チェコ独自の文化を失っている最中でした(wiki参考)

カレル・シュチカによって絵が描かれた1938年もドイツ、ハンガリー、ポーランドによって領土を奪われ国家としてのチェコスロバキアが解体された時期でしたので、約100年前の詩に共感するものがあったのでしょうかね。

チェコとかチェコスロバキアとかwikiを参考に引用してるのですが、名称のあれやこれやは省略します。

参考サイト Karel Štika-wiki Josef Václav Frič-wiki

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