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MEAN GIRLS(1)

ミュージカル「MEAN GIRLS」

劇場 : 東京建物Brillia HALL




ついについについに来たよーーー!!!
この時が!!!
MEAN GIRLS開幕の時が!!!!
本当は開幕したの昨日だけど!!!!


観劇レポートを書くようにしてから初めて推しのミュージカルがやってきた。ようやくだ。
どれだけ待ったことか。
君嘘からもう半年近く経ってるし、ミュージカルいくちゃんが恋しくてたまらなかったよ〜🥰

というオタク話は置いといて。

レポートしていくよ。


席はM-22。
オケピなしだから13列目。
そしてめっちゃ中央!とっても観やすかった〜
珍しいことに、開演前とインタミ中は会場内の撮影OKということだったのでこれも載せておく。

開演前
インタミ


ほら、ど真ん中。
見渡しも良くて、前すぎるよりも全然いい席だと思う〜👍

開演前はオーケストラのチューニング音のみ。
さすがに人が多くてガヤガヤはしてたけどチューニング音を聴きながら楽しんでた。

客層はいくちゃん推しの人達がやっぱり多かったんじゃないかな〜。
FC先行の席だったからっていうのもあるかもしれないけど、両隣は確実にいくちゃん推しだったし、色んなところからいくちゃんの話や乃木坂の話が聞こえて来た。
さすが生田絵梨花。ファンが多い。


ブリリアは音響悪くて有名だからどうかな、、と思ってた(11月に観劇した時は3列目だったから音響の善し悪しが分からなかった)けど、会場の壁際に暗幕が張り巡らされてて、それの効果もあってかそこまで音響の悪さは感じなかったかな。
ただ、ちょっとだけ、今までより音がどっしり伝わる感じが少なかったかも。
オケピが無かったこともあるだろうし、先入観もあるだろうから実際どうなのかは分からない。
意識したら確かに、、っていうその程度。
全然超迫力あったし楽しめたので◎



では、作品について触れていく〜


大まかなあらすじは、
アフリカからアメリカの高校に転入してきたケイディ(生田絵梨花)が、今まで触れてこなかった環境に翻弄されながらスクールカーストを駆け上がっていく。
自分の恋のためにカースト頂点のグループのプラスティックスに潜入するんだけど、その過程でケイディ自身がどんどん環境に染まっていって、、、という話。


まず、他のどんなことよりも先に言いたいのは、
やっぱりいくちゃんの歌がいちばんだー!!(完全に主観)ってこと。
最初にいくちゃんが歌いながら登場して来たところ、陽気な音楽だったのに泣きそうになっちゃったよ。笑
「うわぁ、いくちゃんだ。あぁ!いくちゃんの声だ!いくちゃんの歌だぁぁ〜〜!」
って思ったらじーーんってウルウルしちゃった。
いくちゃんのミュージカル、君嘘ぶりだもんね。
久しぶりでさ。いろいろ込み上げてくるものがあったよ。(まだ半年しか経ってないですよ)
いくちゃんの歌がいちばん上手いとか、いくちゃんのお芝居がいちばん上手いとかそういうんじゃなくて、やっぱり推しの声を聴くと幸せになれるし、いちばん胸に響くのはいくちゃんの声なんだよ。
僕のいちばんは圧倒的生田絵梨花さんなんだよ。



と、愛の叫びはこのくらいにして、、、


まず、音楽について。
サブスクで本家のアルバムを聴くことが出来たからあらかじめ何度も聴いて予習して行ったんだけど、正直、、、、聴いていかない方がよかったかもしれない、、、、
やっぱり本家の方が上手くリズムにハマってる気がしたし、英語の発音の方がかっこよく聴こえるのになと思ってしまったところが何ヶ所かあった。
そうならないように何度も試行を重ねて演出や訳詞をして下さっているのはわかっているんだけれどもね。
あとは、何度も何度も聴いたしそれが本家だって分かってるから、そっちが完璧な正解なんだって頭の中で思っちゃってたのかもしれない。

でも、何度も聴いておいて良かったと思えたことももちろんあって。
ずっと聴いてて楽しみにしていた音楽を、「あ!こういう意味合いの曲だったんだ!」とか「このシーンでこの曲か!」とか、作品に当てはめていくのがめちゃ楽しかった。答え合わせみたいな!

それで、今日観劇して好きな曲ランキングが結構変わったから紹介しておく。(聞いてない)

【観劇前】
1. Revenge Party
2. Sexy
3. It Roars

【観劇後】
1. Sexy
2. Whose House Is This?
3. I See Stars


「Sexy」は観劇前から、聴いてると自然に身体がノってくる楽しい曲だなと思って好きだったんだけど、今日観劇してもっと好きになったなぁ〜。

カレンが1番の推しだからかな?単純すぎるけど。
なんだろうね、あんなに窮屈そうな世界なのに1人だけふわふわ〜っとしてて、ずっと口が半開きでニカッと歯出してて(口の中乾かないのかなって心配だった。笑)、気にならずにはいられないキャラクターだよね。
しかもいつもそのシーンの弱い立場の人に眼差しを向けてて、何も考えてなさそうでいちばん人の気持ちを考えることが出来る人間なんだろうなって。
頭が悪いのは確かだけど、だからこそ愛したくなるキャラクターだよね!笑

そんなカレンが主役の曲は、好きになっちゃうよ。
しかも曲の出だしミスったからってやり直すし。笑
「いいよ〜やりなやりな〜」って心の中で思ってた。笑

曲調も今まで聴いてたとおりノリノリで聴ける曲だし、カレンのキャラクターと曲調が自分に刺さりまくったナンバーだったな。


ついでにカレン役の松田るかさんについても触れておくと、ミュージカル初めてなんだってね。
インタミで後ろの人が喋ってるのが聞こえてきて「えっ!?」って思った。

カレンは頭が悪くて不思議ちゃんだから、歌い方も相当難しいと思う。
ミュージカルだからといって上手く歌いすぎちゃうとキャラクターのイメージが崩れちゃうし、極端にバカっぽく歌っちゃうとミュージカルで歌を聴きに来た人達が、下手だなーとガッカリしちゃう。
だからカレンのソロがある最初の曲(なんだったか忘れた)を聴いた時は「この人歌上手くないのかな?わざとこうやってるのかな?」って分からなかったけど、Sexyで「あ、わざとやってるんだな」って分かったし、後半にかけて徐々に本気を出していってた気がする。最後の方普通に歌上手だったし。笑



この流れでもう1人触れておきたい役者さんが。
松原凛子さん。
え、歌うますぎん?
特に、裏声と地声が行ったり来たりする歌唱シーンで余裕そうに悠々と歌っててビックリした。
こんな難しそうなところでそんなに自然に歌えるもん?って。
そのシーン以外も、1番聴き心地が良かったのが凛子さんだったな。
聞いたことある名前の方だから実力者なんだろうなとは思ってたけど、終演後にパンフレット読んだら「4オクターブ超えの声域を持ち…」って書いてあって、そりゃそうだ(笑)って思った。
すごい。



そしてそして生田絵梨花さん。
基本ずっと目で追ってたので、気づいたことを2つだけ書いておく〜。

まず、前作と役柄が全く違うから歌い方も全然違ったね。
同じいくちゃんの声であるのは間違いないのに、ここまで幅を効かせられるなんて流石でした。
前作では綺麗で透き通った声。
今作では太くてパワフルな声。
普段はあんまり聴けないダミ声も所々に入ってて新鮮だった!

そしてお芝居にも違いが。
初めの方は割と重心低めなことが多くて、立ってても足が開いてることが多かったけど、環境に染まっていくにつれてそういうのが段々治ってきてた。
きっと他にもそういう細かいところを意識してたんだろな。
意識してるところ、全部知りたい〜〜!

あと2回の観劇でもっと見つけるぞ。



続いて好きなシーンについて。


どんな内容のシーンだったかは忘れちゃったんだけど、真ん中の階段にピンクのプラスティックスがどーーんと並んでて、その中に薄いピンクのシャツを着てソワソワしてるケイディがいるの。笑
めっちゃ笑ったし可愛かった笑



ケイディがレジーナのはらわたを取り出して振り回すシーン。その前の「Revenge Party」のくだりではらわた全部取り出してやろうみたいなこと言ってたから、それの伏線回収みたいな感じだったんだろうけど、急にはらわた抉って振り回し始めたからビックリした笑



アーロンが、昔と変わってしまったケイディに「君はレジーナのクローンだよ」と言うシーン。
うん。よく言ってくれたアーロン。
2幕からずっと心に引っかかってたのを一言でケイディにぶつけてくれてありがとう。
2幕はケイディがどんどん行って欲しくない方向に行ってしまって悲しくなったし、でも環境が変われば人は変わるのか、、、って全部を否定できない思いもあってモヤモヤして寂しくなってたけど、アーロンがちゃんと言葉にしてくれてスッキリした。



ケイディが王冠を貰ってスピーチするシーン。
途中で王冠が頭から落ちてバラバラに、、!!!
これは今日限定の特別なシーン👑
観劇中もこれ明らかにアクシデントだなって分かったし、いくちゃんも一瞬やっちゃったって顔してた気がする笑
「え、それそんな脆いの!?笑」って思ったけどその後ケイディがスピーチしてる間に校長が必死に元の形に戻して、今度はケイディが自分でバラバラにして配ってたから、「あ、バラバラにする予定の王冠だったのか」って納得した笑
正直ずっと校長のこと応援してたのでその間のいくちゃんのスピーチは一言も頭に入ってきませんでした。ごめんなさい。
カテコでいくちゃんもその時のことについて触れてくれて、「王冠がバラバラになっちゃって、心砕けそうになりながらスピーチしてました」って言ってた。笑
こういうのもナマモノならではのあじよね!
観れて良かった〜。笑



好きなシーンというよりは好きな言葉。
『誰かを馬鹿と呼んでも自分は賢くならない』
その通り。
みんな!思い知ったか!!(何様)
それだけ。



次に、演出について。

大規模のミュージカルにしては小道具や移動するセットは少なくて、基本は大きいスクリーンパネルみたいなのが5~6枚くらいあって、そこに教室の様子とか家の様子とかを映し出す感じ。
おぉ、現代的!って思った。
黒板もスクリーンの映像に合わせて書くお芝居とかしてたし、難しそうではあったけど。

歌が始まると情景が消えて曲調に合った色が映し出されることが多かったから、迫力を感じた。真っ黄色になったり真っ赤な炎になったり。
特にレジーナの復讐のシーンの炎はめっちゃ迫力あったね。ニコルさんの歌もドス聞いてて良かったし!

光の使い方も曲調に合う色が上から出されるようになってたからスクリーンと合わせてステージ全体がその色になってたし、曲調からイメージされる色を全面に出すような演出を意識してたのかな?
確かにそれですごいゴージャス感?キラキラ感?が出てたし、それがアメリカっぽさに繋がってたのかも、、??


あと、下ネタも多かったし結構きつい言葉が多かったけど、女子の容姿についてのディスりは全部女装した男性の方が受けてたのがちゃんと配慮されてるなぁって印象に残った。




初日の感想や気づきはこんなものかなぁ。
昨日もアメリカンコメディのミュージカルを観たからどうしても対比しちゃうんだけど、ファーストデートよりもボケがくどくなくて観やすかったし、やっぱり今日みたいにアンサンブルさんは居た方が僕は好きかなぁって思った。
これは好みの問題なのでどっちが良いミュージカルだってわけでは絶対にないんだけど。
大人数で歌い上げるナンバーに迫力を感じたし、その圧みたいなのが心地いい。
身体が揺れる感じっていうのかな。
これを感じに行ってるみたいなもんよなぁ。

そしてなによりいくちゃんのミュージカル女優の姿をみることができて幸せすぎる時間だった!(何度もごめんなさい)

そして、いっぱい笑った!!!!!
今まで心が切なくなる作品を観劇することが多かったから、ラフに観ていられるミュージカルもいいね〜。楽しい!
レジーナが死んだかと思った時は焦ったけど。笑


自分らしく、楽しく生きていこうと明るく考えられるミュージカルでした!

あと2回!全力で楽しむぞ!!



so fetch!!!

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