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【保険料考察】サラリーマンとフリーランスの保険システムの違いは?

サラリーマンとフリーランスの比較を色々としてきましたが今回はその第3回目になります。

本日は、サラリーマンとフリーランスの「保険料の違い」を掘り下げてみたいと思います。

1.保険システムの違いに関して

まず、サラリーマン/会社員をされているあなた!

今ご自身がどういった保険システムになっているかきちんとご存じでしょうか?

ドキッっとしたあなた!

はい、タチサラと同じです(笑)

正直、大学出てそのままサラリーマンをやっていると保険料のことってよくわからなくないですか?

会社に入ったら、会社から保険証をもらって給料から勝手に天引きされているものというイメージです。

ですが、よく調べてみると

「社会保険」と「国民健康保険」

というものがありそれらのどちらかに加入するというのが日本での一般的な保険システムになっています。

次章以降でそれぞれのシステムの細かいところを纏めていきます。

2.社会保険とは?

まず社会保険から見ていきます。

今タチサラはサラリーマンです。基本的にサラリーマンの方々が入る保険のことを「社会保険」と言います。

詳細を以下に纏めます。

<社会保険>
・企業で勤める正社員(条件を満たした非正規社員)は、勤め先の会社を通じて社会保険に加入
・社会保険は健康保険・雇用保険・介護保険など複数の保険をカバー
・保険料の半分を勤め先の会社が負担
・扶養精度があり所得の少ない家族を自分の扶養として健康保険に加入可能
・社会保険は全国健康保険協会や会社の健康保険組合に加入

会社が保険料の半分をカバーしてくれる点、自分の家族を一緒に加入できる(会社が保険料の一部をカバーしてくれる)という点は、サラリーマンのメリットですね。

3.国民健康保険とは?

反対に国民健康保険というのは、フリーランスの方が入っているものです。

<国民健康保険>
・以下の日本人意外は全員国民健康保険に加入
  - 社会保険に加入している方
  - 生活保護を受けている方
・サラリーマン退職後は翌月から国民健康保険に入会が必須(個別手続きが必要) ※加入手続きと支払いをしていない場合、さかのぼって支払いをする必要あり
・保険の内容は社会保険に含まれる健康保険と同じ
・加入する保険団体は社会保険と異なり都道府県及び市町村の運営する組合に入会

細かく見ると色々な違いがあって少々驚きです。

4.保険料に関して

一般的に、保険料は社会保険に加入しているほうが負担額が少ないケースが多いようです。

正確には、各個人の収入額・住んでいる地域などによって保険料が変わってくるので、サラリーマンからフリーランスに変わろうとしている方は、お住まいの地域の国民健康保険の費用がいくらになるかきちんと確認が必要です。

社会保険の方が、保険料が安いケースが多いというのは、

・半分の保険料を会社が負担する
・家族を扶養に入れることができる

という点が、安くなる理由のようです。

ただし、サラリーマンが会社を辞めるとき、2年間に限り国民健康保険と会社の社会保険を「任意継続」することもできます。

そのため社会保険から国民健康保険に切り替える場合、家族が扶養に入れなくなる点なども踏まえ、社会保険を継続するのか国民健康保険に加入するのか、しっかり検討が必要です。

5.まとめ

いかがだったでしょう?

タチサラ的には、想像以上に違いがありました。保険システムに関しては、社会保険に軍配が上がりそうですね。

以下に、違いを纏めます。

<社会保険と国民健康保険のちがい>
・配偶者や親を扶養に入れられるか否か
・保険加入団体
・保険料
・保障制度

フリーランスになる場合は、こういった点をきちんとおさえておくことをオススメします。

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最後までお付き合い頂き有難うございました。
本日もコツコツやっていきましょう。
それじゃぁ、また明日!

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