チャビ、まさかの続投
ラポルタ会長がまたやらかしてくれました。
現FCバルセロナの監督であり、そしてクラブのレジェンドでもあるチャビ・エルナンデスはビジャレアルに3ｰ5という衝撃的な敗戦をした後、感情のままにか「私は今季限りでクラブを離れる。それがクラブにとっても1番いい決断になるだろう。」と発言していました。
突然の事だったので選手たちもショックを受けてかレヴァンドフスキの家に集まってランチという名の決起集会を行ったという報道も流れ、その後のリーグ戦はそれまでと打って変わって勝ちまくり、リーグ戦10試合7勝3分という素晴らしい結果を残しました。
でもまあCLベスト8でPSGに敗れ、その後のエル・クラシコでも逆転負けを喫し、今季無冠が99.999%確定しましたのでこのままチャビは解任されるだろうとみていました。
しかし、本当に今日(4/25）にチャビのバルセロナ残留が決定したという報道がありました。
ラポルタはどうやらチャビの選手からの信頼、チームの立て直しを高く評価しているらしく続投を希望したとのこと。てっきり次の監督はマルケスが濃厚、もしかしたらフリックもあるかもくらいに思っていたので衝撃でした。
これでCL勝ち残っていたならまだ頷けますが、ホーム（モンジュイックだったとはいえ）で1ｰ4の大敗を喫し、更にその試合でチャビは今季何度目か分からない一発レッドカード退席処分を喰らっており、ここまで勘定のまゝに動いてしまう人を監督に置いておくわけにはいけないのに、、、。
もしテバスがラポルタに伝えた「バルセロナは1対1ルールに戻れるだろう」という発言が本当なのであれば、現有戦力を維持しつつ余剰戦力の売却、スポンサー契約、ボーナス等を合わせて1.2人即戦力級の選手を補強して、、、という流れになるのかもしれませんが、難しいでしょうね。
最近ではアラウホ、フレンキー辺りにも移籍の噂（ほぼ飛ばしだと思いますが）が流れてきている通り、チームがバラバラになりつつあります。実力者の中堅、ベテランと世界一のカンテラーノ達の融合を来季見ることが私たちは出来るのでしょうか。

P.S.
マンチェスターシティで11年間ペップの参謀として活躍したドミニク・トレント氏をアシスタントコーチに招聘するのではないかという噂が飛び交っていますが、チャビは兄のオスカル・エルナンデスを辞めさせるつもりはない模様。もう何が何だか分かりません。

fin.