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第6節 FCバルセロナ対セルタ

皆さんこんにちは。山羊です。
遂に大学が始まってしまいました。
月曜に大学生活で初めての全休ができたので
フットボールが見やすい環境になったものの、
火曜から金曜までがきついこときついこと。
週3で1限ですよ。辛すぎる。
まあそんな感じですが学生としていい感じに
勉強、バイト、フットボール、趣味と
楽しんでいきたいと思います。

さて!バルセロナ対セルタです。
リアルタイムで見ていて夜中3時半に
大絶叫かましてしまいました。
結果は3ー2超大逆転劇でバルセロナが勝利!
6節終了時点で暫定首位に躍り出ました!
そして2位はまさかのジローナ。
そんなことある?カタルーニャ凄くない?
まあジローナは一旦置いておいて
まずは両チームのスタメンを紹介します!

バルセロナは火曜日の
アントワープ戦から3人を変更。
左のラテラルにアロンソを起用。
中盤はガビを休ませ、ロメウを先発。
右のエストレーモにはフェランを起用。
一方のセルタは5バックでスタート。
クーマンバルサ期を見ていた方ならお馴染みの
ミンゲサが右のWBでスタメン出場。

大方の予想通りバルセロナがボールを持ち、
セルタがブロックを敷きローラインで守る形
非保持時にはアスパスを前線に残した
541で徹底的に中を封じ、
カウンター1発の作戦に出ます。
そうするとバルセロナは外循環の
ビルドアップになるため中々バイタルエリアにボールが入り込まず、逆にセルタは割り切っている分カウンター時には中盤やWBの選手が
一気に飛び出すことで分厚い攻撃を
見せていきます。
すると19分、CKのこぼれ球からの2次攻撃で
クンデが一発で取りに行ったところをうまくパスを通されセルタFWラーセンに決められ
先制を許します。
嫌な流れのまま先制を許し、何とか同点に
しようとした矢先に最悪のアクシデントが。
36分にチームの心臓フレンキー・デ・ヨングが負傷交代。代わりにガビが投入されます。
ガビは恐らく休ませたかったであろうことに加え、フレンキーは恐らく1か月~1.5か月の離脱とのこと。10月のエルクラシコを含め8.9試合ほど欠場する見込みとなっており、今のバルセロナの戦術が成り立っているのは
フレンキーがいてこそ。これはきつすぎます。
更に嫌なムードになったところで前半終了。

後半開始からバルセロナが動きます。
ロメウ、アロンソを下げ、ヤマル、
そして怪我から復帰したアラウホを投入。
配置を433から3241に変更。
ギュンドアンとガビのドブレピボーテに
クンデ、アラウホ、クリステンセンの3CBという攻撃的なフォーメーションに
シフトチェンジします。
このチェンジの後もボールを保持する展開は続きますがミスからのカウンターで幾度となくピンチを作られます。それでも守護神テア・シュテーゲンがパラドーンを連発し何とか1点差にとどめます。
60分にはクリステンセンに代えてバルデを
投入し、4バック、ただしバルデ、カンセロが高い位置をとるため実質2バックという”超ファイヤーフォーメーション”に変更。
何としてでも得点を取りに行きます。
64分、高い位置で相手のパスをひっかけて
からのショートカウンターでギュンドアンの
パスにフェランが抜け出すも決め切れず。
72分、フェランに代えハフィーニャを投入。
これでフォーメーションは実質2251のような形になります。
チャビも試合後、
「後ろを2枚にし、全てを賭けた。」
とコメントしています。

スタート配置
後半開始~
72分以降の”ファイヤーフォーメーション”

76分、相手陣地深くまで押し込むものの
ボールを奪われ細かいパスでプレス回避を
されるとこの試合存在感を示していたバンバがアスパスに預け、セルタの象徴アスパスが
途中交代のドゥビカスに絶妙なスルーパスを送りそれをドゥビカスが冷静に流し込み
追加点。絶望のバルセロナ。歓喜のセルタ。
この直後、アスパスを交代させ完全に
勝利ムードのセルタ。

しかし、、、

勝利の女神は最後まで
どちらに微笑むか分からない。

81分、押し込み続けたことで
ぽっかりと空いたスペースに入った
フェリクスがボールを受けると、
レヴァンドフスキへループパス。
これをレヴァンドフスキがGKの頭上に
ふわりと浮かせるループ弾を決め1点差に。
85分、またも押し込んだ展開から
ずっと閉じていたはずのPA付近が
一瞬誰もいなくなり、そこに入り込んだ
カンセロの折り返しをレヴァンドフスキが
冷静に流し込み同点に。
レヴァンドフスキは今季初のドブレーテ達成で
得点ランク首位タイに並ぶ5ゴール目に。
更に89分、ガビが折り返しを受けると
中盤に入っていたカンセロが一気に飛び出し、
そこにガビが素晴らしいクロスを上げて
カンセロのワンタッチゴールで大逆転。
カンセロは2試合連続ゴールを記録し、
81分、85分、89分と僅か8分間で
2点差をひっくり返す大逆転劇をみせます。
これには勝利を確信してベンチに下がった
アスパスも呆然としていました。
そのまま試合は終了し絶体絶命の展開から
見事に勝ち点3を手にしました。

正直なところ、カンセロは守備ではだいぶ
穴になっていましたし、何度もカウンターを
打たれてしまったという点ではよくないことは確かですが、それでも勝ち点3を捥ぎ取ったこと自体には評価したいと思います。
ただこのような戦い方はリーグ戦だから
可能なことであり、CLでは無理でしょう。
その為にも引いてきた相手の崩しと
カウンターのリスク管理は
何としてでも改善してほしいものです。

次節は明日9/27
日本時間4:30KOのマジョルカ戦。
恐らくまた引いてくる相手との対戦に
なると思いますし、フレンキー不在により
今までのビルドアップは難しいでしょう。
そんな時にどこまでやれるのか。
チャビの手腕には期待したいのと同時に
少しはターンオーバーしてください。
これ以上ケガ人が出たらやばいです。
特にギュンドアン、レヴァンドフスキ、クンデ
あたりは休ませないと。
イニゴやフェルミンなどここまで出場時間が
ない選手を積極的に起用してほしいです。

fin.


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