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第8節 FCバルセロナ対セビージャ

お疲れ様です。山羊です。
大学が始まり、生活習慣を
元に戻していかなければないと
思いつつも、バルセロナの試合
だけは何としても見なければと
頑張って早起きをしています。

さて、試合のお話をしましょうか。
日本時間9月30日の午前4時から行われた
FCバルセロナとセビージャの一戦。
結果は1ー0バルセロナの勝利に終わりました。


決定機を何度も作るも決めきれない。
やはりフレンキーがいないとプレーの
創造性が失われてしまいますね。
ただし良かった点も何個かありました。
特に若き才能たちです。

それでは両チームのスタメンです。

https://www.fotmob.com/

前節のマジョルカ戦からは
先発を四人変更したバルセロナ。
クンデ、クリステンセンのCBコンビに
ヤマルが先発復帰、そして驚いたのは
ハフィーニャのインテリオール起用。
セルタ戦途中出場で右のIHに入って
かなり良いパフォーマンスをしていたからか
試合開始からIHで起用してきました。
一方のセビージャはバックラインに負傷者が
多発したことからフリーで獲得した
セルヒオ・ラモスが先発出場。
二列目にラメラ、オカンポス、そして
元バルセロナのラキティッチという
実力者をそろえて挑んだ一戦。

12分、クリステンセンの縦パスを
レヴァンドフスキが左に流して
最後はフェリクスのフィニッシュ。
これはキーパーに阻まれます。
15分、テアの縦パスが引っ掛かり
ショートカウンターになると
最後はラキティッチのミドルショット。
これはテアが防ぎます。
今季のテアはパスで引っかかることが
少し多い印象。全体的にハイラインなので
しょうがないところもありますが。
21分、カンセロが個人技で相手DF2人を
抜き去り、ラストパスを送ると
受けたフェリクスが豪快に打ち抜きますが
クロスバーに阻まれます。
フェリクスの課題である決定力のなさが
もろに出たこの試合最大の決定機のシーン。
29分、セビージャがサイドに展開し、
中に鋭いシュート性のクロスを送ると
こぼれに反応したオカンポスがシュート。
しかしここはガビがスーパーブロックを見せ
得点ならず。攻守に渡って走り回る
ガビだからこそのプレー。
これは完全に1点もののクリア。
30分、カウンターでセビージャのFW
ルケバキオがワンツーで抜け出し
フィニッシュも角度がなくテアが
しっかりとセーブ。この試合通して
ルケバキオがかなり効いていた印象。
33分、カンセロのロブパスに抜け出した
ハフィーニャがシュートもキーパー正面。
しかしここでアクシデントが。
このプレーで太ももを痛めた
ハフィーニャが交代を余儀なくされます。
前節マジョルカ戦で同点弾を奪った
フェルミンが交代で出場。
この試合で積極的なラインブレイクや
IHとしてのタスクをこなしていた
ハフィーニャの離脱はかなり痛い。
前節ハフィーニャの右IHは良い
オプションになると思っていただけに。
38分、右のヤマルがカットインから
クロスを入れるとポケットに入っていたのは
入ったばかりのフェルミン・ロペス。
完璧なターンでしたがシュートはミートせず。
いきなりカンテラの2人が決定機を創出します。
このまま前半終了。
決定機は2.3回あったものの、
とにかく決め切れないバルセロナ。
55分、カンセロがドリブルで持ち上がり
フェルミンに預けるとレヴァンドフスキに
パスを送り抜け出したレヴァンドフスキが
シュートを放つもDFにブロックされます。
セビージャDFファンルも良く身体を
投げ出してブロックに行きましたね。
71分、フェリクスに代えて
切り札フェランを投入。
73分、ラメラのクロスにラキティッチが
飛び込み頭で合わせるも僅かに枠外。
75分、フェランが内側にカットインで
侵入し、ファーをめがけてクロスを送ると
抜け出したヤマルの頭での折り返しが
セルヒオ・ラモスの足に当たりそのまま
ゴールイン。OGでバルセロナが先制。
フェランのクロス制度と
ヤマルの抜け出しと判断力。流石です。
そのまま試合終了。
何度もあった決定機を外しまくるも
フェラン→ヤマルの両WGの活躍によって
何とか1ー0で辛勝しました。

【勝手に採点!】(及第点:6.0)
テア:7.0
カンセロ:7.0
クンデ:6.0
クリステンセン:6.0
バルデ:5.5
ギュンドアン:6.0
ガビ:7.0
ハフィーニャ:5.5
ヤマル:7.5 MOM
レヴァンドフスキ:6.0
フェリクス:5.5

フェルミン:7.0
フェラン:6.5
ロメウ:採点なし

【個人的BEST PLAYER】
フェルミン・ロペス
ラミネ・ヤマル


フェルミンは途中出場でありながら攻守に
おいて素晴らしいプレーを披露しました。
特に71分の相手のプレッシャーを
素晴らしいターンでかわして
チャンスメイクをしたシーン。
良い時のペドリがやるようなあのターン。
相手と空間をしっかり把握しているからこその
プレーとそれを生み出す落ち着きぶり。
フレンキー、ペドリがいない今、彼の必要性が
どんどん高まっているように感じますね。

ヤマルはここ数試合あまりパフォーマンスが
良くなかったのですがこの日はキレキレ
でしたね。(いつもキレキレなんだけど)
チャビが以前言っていたように、ヤマルの
良さは判断を間違えないことだというのが
まさにその通りだったなと。
本当にまだ16歳なのかと何度も疑って
しまいます。だって凄いんだもん。
メッシの若かりし頃を、リアルタイムで
見ていないからこそ、「メッシの再来」と
言われてしまうと期待が膨らみます。
今まで通りWGは毎試合ある程度
ローテーションしつつ切り札として
投入していくのがいいのかなと思います。

次戦はCLGS第2節のポルト戦。
怪我人がこれ以上増えないように
しっかりと休息をとって勝ち点3をとる
準備をしてほしいなと思っています。

"ありがとう ラモス"





最後にこれだけは話さなければいけません。
セルヒオ・ラモスがOGした後、現地の
クレ(バルセロナのサポーターの愛称)達が
ラモスに向かって「Tonto,tonto」(バカ)
というチャントを歌っていました。
確かにラモスは以前10年以上バルセロナの
ライバルクラブであるレアル・マドリ―に
在籍し、バチバチにやりあった選手ですが
現在セビージャにいる彼にブーイングだけで
なく上記のようなチャントを現地クレが
歌ったことに非常に憤りを感じています。
フットボールはお互いをリスペクトすることで
成り立つものであって、相手を侮辱するような
発言は許されるものではありません。
例え自分達がヒートアップしていたり、
興奮していたとしてもです
このような行動がこれ以降起こらないように
クラブ側から注意喚起をしてほしいものです。
誰もいい思いをしません。感情に身を任せた行為はいつか自分に帰ってきます。
良いことも、そして悪いことも。
フットボールプレイヤーである前に1人の
人間として全ての選手にリスペクトを持つべきだと私は思います。

fin.






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