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ガンジャ先生。7-2

タオ発パンガン着

日が高くなるに連れて人が減り。
僕らだけの海岸なった。少し贅沢な気分だ。
Sundell - Bright Lies

 流石に炎天下の下、1時間もビーチバレー続けるとみんなダウンして一度ロッジに避難しに戻った。
道具の整理やシャワーを浴びたり15分後再び海岸へ。

すでに水着になり、海岸で水浴びを始める。
今日もちょっと潜ると思ってたんだけど。。それはないかな。

「匠君、横いいかな?」

「ん。ユッキーどうぞ」
足をつけて近くの岩にいた僕は久しぶりに雪菜と二人。

「どうしようかなって。。岩屋さんに相談したほうがいいかな?」
足をバチャバチャしながら話し出す。

「そうだね。少なくとも信頼はできるし、なんとかしてくれるかな」

「そう。だよね。。」

「ねえユッキー。僕も一緒行こうか」

「・・いいの?」

「うん。僕の事も相談したいし。ユッキーにも知ってほしいし」

「無理して言わなくていいよ?」

「ドッカーン!」バチャ。。

「何いちゃついてるのソコ!」

仁王立ちで歩が突っ込んできた。。最近こんなばかり。でも海の水が気持ちいい。

「アハハ。歩ちゃんも遊ぼう♪」

「敵は雪ちゃん!いけー茜♪」

「くらえ〜ビビビ‥」

どこから持ってきたのか水鉄砲を出す茜。

てか俺の方向いてるし。イタイ。けっこうイタイっす!

「茜ちゃん俺関係ないじゃん!」

「うるさい〜女の敵め〜ビビビ‥」

おいwやっぱ少し根に持ってるかな。
未亜はなぜかタツヤを追いかけて水鉄砲を打っていた。

水鉄砲。熱いな。俺も買おっと。

未亜に値段聞いたら280バーツで食品店で普通に売っていた。以外と高くね?


□□□
それから遊んだりして落ち着いて、雪菜と先生の所へ向かう。
食堂には。誰もいない。あれ?

「おーいこっちー」
斜め前のタイの独特形の休憩所で、ガンジャ先生とプイさんは。

マッサージを受けていた。

「んーそこそこ。あー後で相談受けるわーもう11時だし♪道具の整理しとけよ〜あとアロエ塗っとけ。背中真っ赤じゃねえか」
先生は緑のジェルを投げて。。これ効くのかな?
隣の雪菜ははにかんだ顔をして。

「何か日陰で飲もっか♪」
「だな。。いつでもいいか」

自由だな!ガンジャ先生!
そしてプイさんはグ〜とイビキかいてマッサージを受けてる。
オバちゃんが困った顔してるし。。(笑)

トロピカーナのフロントで、道具を持ってみんな集まる。
「忘れものはないな?パスポート失くすなよ。んじゃ行くか」
「「はい」」
支払いを終えてスタッフさんにお礼を伝え。
再びピックアップ乗り込み港へ。

港は相変わらず混み合っていた。ちょうど船が戻ったんだろう。
先生の案内で歩く事数分。ジャングルレストラン様な店に行く。

 まあこの辺りは開けっ放しでコンビニくらいしかクーラ効いてないので、涼し気な席に座りメニューを見る。
「少し精をとらんとな。という事でハンバーガーだ!」
「「おー!USA!USA!」」
本当にハンバーガーばかり美味しそうな写真がある。
専門店なのかな。
”HIPPO BURGER BISTRO”と書いてあるカバさんな店は欧米人でいっぱいだ。

頼んで出てきたハンバーガー。。てかこれサイズおかしい。
「「うぉー!」」
想像のさらに先にいった。
「茜。。食べれないかも」
「安心して。匠が胃おかしいから」
「おい。流石にこれは。。」
「いただきます!うわー肉汁すげえ♪美味い」
「肉は離れてたしな!食え食え♪」
先生もタイガービール飲みながらガブリ付きくぅ〜と呻ってる。
値段は高めだが、日本では1500円クラスじゃね?て感じのハンバーガーだった!
モクモクと食べて一番が雪菜だったのは驚いたけど。
「美味しかったからペロっといっちゃった♪運動したしね♪うふ」雪菜は肉食系と。。_φ(・_・メモメモ

流石ガンジャ先生。食い物だけは最高だ。
久しぶりに牛を喰った満足感♪

しばし食休憩もできたし、フェリー乗り場に戻り。いざパンガンへ!


□□□

 パンガンについたのはフェリーですぐだった。
埠頭では多くのタクシーが待ちわびて、タクシータクシー♪と誘うがスルーして先生は行く。
 港の大きさからして、タオ以上に大きな島なんだろう。
大勢の欧米人が横をトゥクトゥクなどで通り過ぎていく。

「あー原付き乗れる人〜?」
「あ、はい一応免許持ってます」
「んじゃタツヤと俺は原付きで移動するから。プイは先にホテル行ってチェックインしといて」
「ラジャーボス」
そのまま埠頭から大通りの突き当り、バイクレンタル屋?入る。これが”BIG MAMA"いろいろお世話になった。

『マーク久しぶり。2台とタクシーいいか?』
『ガンちゃん!懐かしいネーいいよ。んー一応パスポート預かるんだけど。。』
「タツヤ、パスポート貸して」
「はい?どうぞ」
『最近物騒でねー借りて壊すならいいけど、落ちる事もあるんだよ。雨でぬかるんでるとこ注意ナ』
『ありがとうね。チケットいろいろ助かったわ。あと猫の缶2つ買う』
『巻きたばこね(笑)サービスでいいよ♪タクシーすぐ来るネ』

少し日本人ぽいタイの人はどこか優しさがにじみ出てる。
先生と知り合いみたいだ。

その後タクシーが来て、5人ならなんとかギリ乗れた。歩が前の補助席。
未亜が残ってるが、先生とバイクに乗りたいらしい。
「んじゃタツヤ安全運転でなーついて来い」
「は、はいこれけっこう速そうですね?原付?」
「100キロ出るから。まあギアないから原付きだろ」

キュルキュルと音をさせて先生と未亜がブィーンとお先っ!て笑顔で走っていく。てか先生。ヘルメットなしか。。
まぁ。タイだしね。。でも気持ちよさそうだなー。
タツヤに教えてもらお。

タクシーは街内をぐるっと周る感じで、ホテルへ向かう。
タオとは比べものならない大きさかな。スーパーマーケットもあるや。
でも10分立たないうちにホテルについた。

ホテルは少し山?丘?に上がった感じで緑が多く気持ちいい。フロントでパスポートを見せ、僕たちは2つの部屋に割り振られた。
どっちも部屋が大きく。シャワーだけでなくバスタブ付き!そして冷房!下の階には。。葉っぱ浮いてるけどプールもある。いいとこじゃん♪

当たり前に男女に分かれて先生を待つことになる。

部屋に久しぶりの一人。。って感じだ。

道具を置いて。ベッド大の字で倒れる。

あーもうすぐ帰るのか。。
すると部屋にノックをして。歩が訪れた。

「匠。話いいかな?」

「ん?どうぞ」


△△△



※デポジットでレンタルバイクなどはパスポートを預かります。
 壊して逃げる人多いカラネ! byマーク

経験はチカラです。 若い頃行っとけば良かったな〜と思う事も多かった。 世界は広いです♪ ٩(ˊᗜˋ*)و