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忘却の螺旋は。砂漠の砂でも消えない 3-3

ラクダの顔はかわいい

少し暗めの灯りは慣れてきた。
戻るホテルは、石階段を上がり城壁入るようだ。
Passenger - Caravan (Kygo Remix)


「それではお疲れ様〜♪カンパイ〜♪」

「おお!ギョーザだよねこれ?」

「モモって言うチベット料理デス。きゃービール♪」

夕食は近くのチベット料理で頂いた。
こっちではMOMOっていうのか。餃子だけど、中身は異なる。皮はもちっとしていた。
ベジタブル、豆、チキンなどあるけどやはりチキン美味しいな〜
タレはちょっと辛く香辛料の味がした。

パダムは飲まないけどビールを2本。歩が狙ってプイさんに貰ってる。。まぁここは誰も来ないしいいか。僕も1杯貰った。
鳥の絵が書いてあるビールはキンキンで美味い。

「ぷは〜生き返ったわ〜♪」

「美味しいですね。うん野菜炒めも美味しい」

「なんかこういうの食べるとホッとするね♪カレーもいいけど‥」

「「飽きた」」

それから明日の予定をパダムから説明受ける。
明日には清水さんという日本人が合流するらしい。
夕方遅くなるので、僕らは砂漠ツアーでも楽しんでということだ。
送ってもらえるが、待つのでパダムは戻る。砂漠ツアーのラクダまでは50kmないらしい。

「なんか遊んでばかりで悪いですね。ミミさん大丈夫かな?」

「まぁたまにはイイよ」

ジャイサルメールはどこかホッとする。石壁の影響か人もゆっくりだし。

「あ。」

ガシャンという音と共に電気が消える。
店員さんがロウソクを持ってきて灯りを囲む。
誰かともなく笑いが出てきて。。

「うはは、停電もするさー」
「・・なんか少し慣れてきた」
「パダムさん〜ビールおかわり〜♪」

仕様人が外に買いに行く。街灯は全て消える訳ではないのが少し暗い。
電気は流れてるけど、電圧調整が難しいのかな。

ロウソクで照らされる食堂では僕らだけだしケラケラ笑いながら食事をした。

□□□

ホテルに戻ると絨毯の部屋でまったり。
食後のチャイもいいもんだ。

翌明日の話しの詳細をパダムに聞く。
昼までは観光よく、近場をうろつき、昼過ぎから移動みたい。
砂漠ツアーって聞くがピンと来ないなぁ。
ラクダに乗って砂漠に泊まるらしい。
寝袋かコテージ選べるけど面倒なので寝袋でいいかと話しはまとまり。
僕らは部屋で寝ることになる。

一応wifiもつながりタツヤから地図を見して貰う。

「おおーすごいなぁこっちから全部砂漠みたい」

「・・遭難しないか心配なんですけど」

「砂漠かぁ。なんか想像つかないね♪」

「一応羽織るものもいるって。パーカーあったかな。タツヤテント約立つよ?」

「持ってきてないよ?匠くん。。おりゃ!」

そんな感じで道具をまとめる。こういう時にテント使えばいいのにと思ったが持ってきてない。

□□□

朝は相変わらず清々しい天気で。
窓の奥から地平線が見える。

昼までは店をからかう感じと、ストールなど女子は買い。サンダルも人気だ。ラクダ皮は可愛そうだけど。。。
僕らはよく騙されるから注意なインド人に捕まっていた。
気前がいいが買う気はない。
ただ英語で話す練習にはもってこいだ(笑)

さて昼食も終えて出発だ。
必要最小限のものや水をしっかり入れて。
タクシー2台で城壁を降りていく。

砂に囲まれた土地に入るのはそんなに時間はかからなかった。
1時間程度乗って。ふとタクシーが止まる。
白い服を来た人が4,5人検問みたいだ。

『ちょっと待ってて』

パダムが降りて何か会話をする。
よく見ると白いターバンの人は銃を担いでいた。

しばらくするとパダムが戻る。
『大丈夫ですか?』
雪が心配そうに尋ねる。
『問題ないよ。知ってるし。まあ暴走族みたいなもんだ』

タクシーに合図をして道を開けてもらい通り過ぎていく。こっちを見てるが。怖いので視線を外す。
白い人が見えなくなると安心した。

少し大きな屋根の建物につくのはそれから15分くらいたった頃だ。
「うぁーラクダ♪」
「かわいいね〜あら子供ラクダ♪」
比較的小さな子供が連れ回しているが、彼らはラクダ商人みたいな部族らしい。

一人1匹。ラクダに乗る。
抑えて貰ってはいるけど。。立つとデカイなこれw
うぉ。。すごい。ラクダさん、よろしくお願いします。口はもぐもぐ。かわいい。

パダムは支払いとプイさんに話しをして。行ってらっしゃいと手を振った。明日には戻るからね!

「みんな〜ソレデハ砂漠にレッツゴー♪」
各ラクダに案内が一人ついて引っ張っていく。
6人もいるんだ。案内も含めれば少し商団みたいだなと思っていると。。

風が吹く。
あ、音が。風しか聞こえない。

もちろんみんなも前にも後ろにもいるんだけど。
ラクダのくつわ持っているインド人もいるんだけど。タツヤも見えるけど。


感覚が一瞬で飛んだ。


砂漠は風の音だけが聞こえ。砂丘の上をゆっくりと登っていく。


やばいなこの感じ すでに方向感覚は ない


○○○

ラクダさん♪かわいいな♪
インドの♪コブは二つ♪座布団オシャレ♪

歩はラクダに乗れたテンションに浮かれていた。

んー日差し強いなぁ。照り返しもあるのかな?
あ、音が風しか聞こえなくなった。

雪ちゃんも前だけど。匠も見えるけど。
砂漠の中では私とラクダだけ。

ラクダさん。迷わないでよ。
少し震えた。けど大丈夫。みんないるもん。
コブを抑える手が少し強くなりラクダが振り向く。

よろしくね♪ラクダさん。
優しく撫でるようにコブを触る。

もぐもぐと変わらない。けど安心した。それからは前だけ。先だけを見つめる。砂丘の先へ。

2時間くらい乗っただろうか。
水辺に着き、休憩。
降りたら足がガクガクだった。あと股がイタイ。女性ならではなので、プイさんと雪ちゃん共有する。
そして、、トイレはと聞くと。。茂みで。。と。。いいもん!
歩少し慣れてきたもんね!
砂漠に生きる女!頑張る!


はぁ。。茜には言えないなぁ。

「匠!あっち行っててよ!エッチ!」

・・俺なんかしたっけ?理不尽だ。

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経験はチカラです。 若い頃行っとけば良かったな〜と思う事も多かった。 世界は広いです♪ ٩(ˊᗜˋ*)و

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海外が好きです。広島出身。 よくいる広島人で。燃えやすく冷めやすい(笑) 香港とバンコクで働いていました。  いろいろな経験を小説やマガジンで説明できればいいなと思います。 この世界は素晴らしい。 Twitter @tactvv
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