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クジラ構文はいつ使うのか? どう使うのか?

みなさんもかつて「クジラが魚でないのは馬が魚でないのと同じだ」または「クジラを魚だと言うのは馬を魚だと言うのと同じだ」という訳文と共に
A whale is no more a fish than a horse is.
という英文を習ったことと思います。しかし、単に「クジラは魚ではないです」と言えばいいところをどうしてわざわざ馬なんか持ち出すのか、そもそもこれを実践の場でどう使うのか、など多くの疑問符がついたまま何となくそういうものとしてやり過ごした方も少なくないと思います。
テストの場においては、例えば英作文の問題であれば与えられた日本文を元に公式のように覚えた
A is no more B than C is D.
と照らし合わせて「これがAでこっちがDで…」などとやっても英文を完成させられますが、実際に会話で使うとなればそうも行きません。前から話していきながら思考の順に単語を発し、結果としてクジラ構文が出来上がっていることが必要です。今回の動画はそんなことを解説してみました。
また、
Taro is no more talented than you are.
が必ずしもTaroもYouも才能がないと言っているわけでなく、どちらのことも才能があると褒めている場合すらあります。でないと、かつてオバマ元大統領が
Marijuana use Is no more dangerous than alcohol.
と言ったことがありますが、これが「アルコールが危険でないようにマリファナも危険でない」と聞こえてしまいますが、実はそうではありません。動画ではそのあたりの解説しています。
お時間あるときにご覧ください。

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