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DJI Osmo Pocket 3でHDR動画を撮影

世の中にHDR動画というものがあり、仕組みや効果も大まかには知識としてあったのですが、自分で撮ったことも試聴したこともありませんでした。ところが、ある日、Macbook ProでYouTube動画をランダムに観ていたところ電飾や車のヘッドライトのような光源がやたら明るい動画が再生され、「ああ、これが例の」と思い至ると同時に、効果を読むのと実際に見るのでは大違いというくらい強烈な印象でした。いや、明るい。

このフォーマットを通常の動画作品に使うには、うまく使わないとそこだけ目立ってしまいそうだったり、そもそも試聴環境を持っている人の数がまだ少ないことなどから課題は多そうに感じますが、技術としてはとても面白い。ラスベガスの通りをこれで撮ってみたいと思いました。
3D動画と一緒でその効果をデモ的に体験できるような動画で観るのはなかなか楽しい体験で、3Dのようにテーマパークのアトラクション用の映像素材などとは相性が良いようにも思います。

で、自分でも撮ってみたくなって作ったのが以下の動画です。YouTube上にはHDRとタイトルで表記されていても実際にはHDRとして再生されないものもあり、まだ編集から書き出し、アップロードまでのフローの難しさが色々とあることが伺えます。もしかしたら皆様の中にもHDRと表記されている実際にはHDRでない動画を再生して、「明るいような気がするけど、まあ、こんなもんか」と納得してしまった方もいるかもしれません。実際のHDRを見ればきっと私のように「ああ、これが例の」と思うはず。

コンピューター用のディスプレイに HDR対応のものも出ていますし、最近のiPhoneや2018年以降に出た一部のMacなどもHDR環境を備えています。お持ちの方は是非お試しを。

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