リリースおめでとうございます。

SOMOSOMO３作目となる「Origin」
前作「Reason for living」に引き続きアルバム全体のサウンドディレクション、アレンジ、編曲と「トワイライトバックグラウンドミニュージック」の作編曲を担当しました。
そして今回はボーカルレコーディングにもディレクションで入ったので全体の構想を掴みつつ制作することができました。

まず、このジャケットの仕様がたまらんですね。
初回版限定なのかな(それだと尚更)
手に取った瞬間に声（おお！）が出ました。
CD世代の僕には紙ジャケがスペシャルに思えて
当時のほしいやつ手に入れたぜ！感がすごくて嬉ションするところでした。
ぜひみなさんにもこの感動をシェアしたいのでCDを是非手にとってみてほしいです。

「トワイライトバックグラウンドミュージック」についてはデモ段階のものをよく移動中イヤフォンで聴きながら制作していたんですが、
日常に溶け込むというか生活の一部になるような楽曲にしたいと思っていました。
晴れた日でも雨の日でも、電車でも徒歩でも、平凡でも特別でも。
様々なシュチュエーションでその物語の中心にいることを感じられるような楽曲に。
デモが完成してから今回の作詞はケイコが担当でしたが、
イメージもピッタリ優しく寄り添ってくれる1曲に仕上がりました。

さて、SOMOSOMOとはもう2年以上制作で関わらせてもらっていますが
今作では端的に言えば「少し大人になったSOMOSOMO」を感じられるんじゃないかなって思います。

全身全霊ではしゃぎ倒す中にも時にシリアスに
ピンっと張り詰めた空気が共存する世界観。
今作ではその領域を拡大したなあと感じます。
メンバーそれぞれが楽曲に対してしっかり向き合って
どう表現することがベストなのか試行錯誤して歌い上げた楽曲たち。
1番いいなって思うこととしてはやはりメンバー自身が
作詞をした言葉で歌っているということ。
これはビットの全グループにも言えること。

5曲入りのアルバムで楽曲もそれぞれの色がありますが
どれを聴いてもSOMOSOMO
どこを取ってもSOMOSOMO
それはもうなにをしたってSOMOSOMOになるってことなんじゃないでしょうか。

ここからの活躍をまた楽しみにしています。