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リスニング上達のカギは「聴く」ではなく、「話す」と「発音」にある。

英会話を進めていくにあたって大きな壁になるのが、「相手が何を言っているかわからない」問題です。これは世界中の全ての英語学習者のが少なからず体験している問題でもあります。

これを乗り越えるには圧倒的に英会話の経験を積むのが手っ取り早いのですが、それだけだとnoteに書く意味がないので、今回はリスニング上達のメカニズムについて掘り下げていきたいと思います。

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1. リスニングが聴き取れる仕組み

リスニングで聴き取れないことは一旦置いておいて、リスニングで聴き取れるということはどういうことだと思いますか?それは「相手の喋っている意味がわかっている」ということ。「いや、そのままやん」と思われるかもしれませんが、少しお付き合いください。

では「相手の喋っている意味がわかっている」とはどういうことでしょうか?それは「相手の喋っているスピードに遅れず、発音や単語を理解できている」ということです。

では「相手の喋っているスピードに遅れず、発音や単語を理解できている」というのはどういうことでしょうか?それは「あなたの頭の中で相手の言ったことを再生できている」ということです。

くどくてすみません。

では「あなたの頭の中で相手の言ったことを再生できている」ということはどういうことでしょうか?それは「あなたもその文章を口に出してスムーズに音読できる」ということです。

ということは、つまり逆を言うならば「あなたが流暢に音読できない文章は聴き取れない」ということです。

一旦、まとめます。

リスニングで聴き取れる

相手の喋っている意味がわかっている

相手の喋っているスピードに遅れず、発音や単語を理解できている

あなたの頭の中で相手の言ったことを再生できている

あなたもその文章を口に出してスムーズに音読できる

【結論】

あなたが流暢に音読できない文章は聴き取れない

厳密に言うと、流暢に音読できなくても自分の英語レベルより少し上のレベルくらいなら知識でカバーし聴き取れることもあります。

ただ大事なのは自分が流暢に音読できる文章は、ほぼ間違いなく聴き取れるということです

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2. リスニングの向上にはスピーキング力が不可欠

ここで自分のリスニング勉強を振り返ってみましょう。なかなか聴き取れないとき、自分で音読しようとしていますか?また逆に音読した後や、単語を発音した後に聴き取れるようになったことはありませんか?あると思います。

英語学習は、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングと主に4項目に分けられますが、このどれもが他の項目と相互関係にあります。1つの項目を単体で勉強しても、他の項目も少しづつ成長しているのです。それが顕著なのが上記で書いたように、スピーキングとリスニングの関係です。

もしあなたがリスニングが聴き取れず悩んでいるのであれば、発音練習やスムーズに文章を読む練習が足りていない可能性があります。

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3. リスニング力を上げるためにスピーキング練習

リスニング能力を向上させるためにスピーキング分野で練習しないといけないことは以下の2つです。

・単語を正確に発音できるようになること
・文章をスムーズに音読できるようになること

上記の2つの練習方法はいろいろあります。
・Youtubeで見本の音声を真似する
・リスニング時にシャドーイングをする
・発音解説の記事や動画で練習する

などなど、いろいろできると思います。方法は自分にあったものを探してみてください。

最後に、発音や音読練習をする上で絶対にした方がいい、成長を加速させる方法を張っておきます。実践してください。これをやれば劇的に発音や音読が向上し、それにつられリスニングのできる範囲も広がります


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