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J2徳島ヴォルティスを呑む【#呑みサカ旅】

 2019年7月13日、明治安田生命J2リーグ 第22節 徳島ヴォルティス vs. 柏レイソルの試合観戦で、徳島県鳴門市のポカリスエットスタジアムに遠征しました。鳴門市といえば、大塚製薬の企業城下町。サッカーだけでなく、美術館も有名で、また、ラーメンや魚料理等のグルメも充実しています。そこで1日目:大塚国際美術館&徳島-柏戦、2日目:南海フェリー&和歌山グルメという日程で遠征を計画しました。

高速鳴門 すろっぴ~

 試合前日の夜に、バスタ新宿から夜行バスに乗り、翌日早朝6時過ぎに神戸淡路鳴門自動車道上のバス停「高速鳴門」に到着。ここは、JR鳴門駅より乗降客が多く、四国に行く高速バスが必ず停車する四国の有名交通スポットです。

 高速のバス停から地上の鳴門市の観光案内所まで、「すろっぴ~」というスロープカーで移動します。地上に降りると目の前には、大塚倉庫のどデカい広告が登場。高速道路からは、ポカリスエットだったかな、また違う商品の広告が見えました。こういうどデカい商品広告の絵に、大塚国際美術館を作った美術的センスに通じるものを感じます。

うずしお食堂

 高速鳴門から徒歩で移動し、ボートレース鳴門の真向かいまで来たところで、「うずしお食堂」という定食屋に入ります。朝6時から開店しているのが、とても便利。

 惣菜2点が選べる朝定食セット500円に生ビールを頼みます。やっぱり徳島遠征で夜行バスを使い、高速鳴門で降りるサポーターが多いらしく、「お兄さんもサッカーで来たの?」「ゆっくりしてって」とお店のおじさんがフレンドリーな感じで声をかけてくれます。お言葉に甘えて、スーパー銭湯が空く朝8時まで居させてもらえました。ありがたかったです。

鳴門天然温泉 あらたえの湯

 朝8時になり、オートレース鳴門の隣にある、スーパー銭湯 「鳴門天然温泉 あらたえの湯」に来ました。最近できたばかりなのか、とても清潔感があって、快適に過ごすことができました。

 こんな感じで、露天風呂や有料の休憩スペースから、ボートレース場を臨むことができます。早朝のため、銭湯内のお店はまだ開店前で、またレース開催日ではありませんでした。次鳴門に来る機会があれば、レース開催日に来て、露天風呂に入りながらレースが見てみたいですね。

大塚国際美術館

 9時半を過ぎ、大塚国際美術館に向かいます。ボートレース鳴門隣の小鳴門橋のバス停からバスに乗り約15分で到着しました。
 大塚国際美術館では、陶器製の板に名画を焼き付けて作成したレプリカですが、世界中の名画1000点以上を鑑賞することができます。有名な絵画を展示しているので、「あー、この絵かー」と思う絵が多数。美術の知識がなくても全然楽しめます!

 美術館に入ってすぐのシスティーナ・ホール。2018年の紅白歌合戦で地元徳島出身の米津玄師が「Lemon」を歌ったところです。

 大塚国際美術館では、約3時間の滞在予定だったのですが、絵画数1000点以上、観賞ルートの全長が約4kmで、3時間では全てをきちんと鑑賞することは無理でした。今度来る時はもっと余裕をもった日程で訪れたいですね。かなり歩いたので、けっこう良い運動になりました(笑)

味処 あらし

 美術館からまた小鳴門橋のバス停まで戻り、歩くこと10分。お昼ご飯は、鯛をはじめとする魚料理が美味しい「味処 あらし」にしました。

 約30分ほど待って、無事入店。「鯛御膳」と生ビールをいただきました。この鯛めし、鯛の甘みがご飯に染みてて、めっちゃ美味しい。お刺身も美味しくて、何もかも美味しい。待ったかいがありました。

中華そば いのたに

 キックオフ3時間前になり、ようやくスタジアムに向かいます。ただその前に、徳島に来たら徳島ラーメンは食べておきたいということで、スタジアムに向かう道の途中にある「中華そば いのたに」に寄りました。

 濃厚なスープに豚バラ肉と生卵がのっているのが徳島ラーメンのスタイルです。お昼ご飯を食べて間もなかったですが、美味しかったので、あっさり完食しました。

ポカリスエットスタジアム

 キックオフ約2時間前にポカリスエットスタジアムに到着しました。普段のスタジアムグルメは下記のリンク先のようなお店が出ていますが、この日は徳島県民デーということで、徳島県の各市町村のブースがあり、名産品をPRしていました。

鳴門塩業

 鳴門塩業のブースでは塩のつかみ取りをしました。こんなにもらっても、なかなか使いきれないな(笑)

THE NARUTO BASE

 次にTHE NARUTO BASEの唐揚げと、ゆずビアをいただきました。甘くて飲みやすいのでとても危険(笑)

大畠酒造

 最後は、徳島県吉野川市のブースで、大畠酒造の梅酒を頂きました。
試合前なのに、この時点でけっこう酔っぱらってしまいました。

 スタジアムグルメを食べ終えて、アウェイゴール裏に移動。この頃から、
雨が土砂降りになってきて、すっかりずぶぬれです。雨に濡れていたら、かなり寒くなって、酔いも冷めてきました。

 そして試合の結果は、1点ビハインドのずっと耐える展開が続いていましたが、後半86分、90分に立て続けにゴールを決めて大逆転。ゴール裏は狂喜乱舞状態でした。もう服も荷物もびしょびしょでしたが、来てよかったー。

居酒屋 大和

 試合が終わった後は、鳴門駅近くの居酒屋「大和」で祝勝会です。

 まずは、刺身盛り合わせ、出汁巻たまご、鳴門わかめの天ぷらをいただきました。わかめの天ぷらは初めて食べましたが、これ意外と美味しいです。おすすめです。

 淡路島のたまねぎサラダも食べました。これでひと通り、徳島っぽいものは食べたかなー。一日目はこれでおしまいです。

セルフうどん やま

 二日目の朝になり、まずは鳴門駅始発の徳島行きの列車で徳島駅まで移動しました。徳島駅近くにある、徳島で有名なうどんチェーン店「セルフうどん やま」で朝食をとることにしました。

 朝食セットCにビールをいただきました。香川ほどではないけれど、徳島もうどんは有名なんですね。

南海フェリー

 朝食を取り終えた後は、フェリーで和歌山まで移動するべく、徳島駅からバスで徳島港に向かいました。フェリー乗り場のお店で、徳島っぽいお酒とおつまみを買い込みます。

 フェリー乗り場のお店では「阿波踊り専用」のエナジードリンクを発見。「これを飲むと踊りたくなるのだろうか?」と思い、興味本位で買いましたが、ただのエナジードリンクでした(笑)

徳島港から和歌山港へは約2時間の船旅です。

徳島から和歌山までのルートはこんな感じ。

 約2時間後、和歌山港に到着。港のすぐそばに、南海和歌山港駅があります。ここから関西空港までの直通便も出ているようで、とても便利。今回はもう少し和歌山グルメを堪能すべく、和歌山市街に出ることにしました。

グリーンコーナー

 和歌山港からタクシーにのり、まず「グリーンコーナー」という和歌山のお茶屋がやっているファーストフードのお店に行きました。ここの名物は、抹茶ソフトクリームの「グリーンソフト」です。お店では、このグリーンソフトに、天かすをかけたラーメンとコロッケがついた「グリテンセット」をいただきました。

多田屋

 グリーンコーナーの後は、路線バスでJR和歌山駅まで移動し、今回のお目当てである駅前の大衆居酒屋「多田屋」に行きました。
 まずは、和歌山・南紀白浜の地ビール「ナギサビール」に、多田屋名物のおでんをいただきます。

 このおでん、めちゃ美味い。全部美味い。次に、お店オリジナルのお酒「酒一」を注文。つまみがすすみます。

 ここは「ザ・大衆居酒屋」という感じで、お店の雰囲気も本当に賑やか。和歌山に来たら、絶対来るべきお店です。

おわりに 

 今回の遠征では、高速バスで行き、高速鳴門で降りてみたり、徳島港からフェリーで和歌山に渡るルートで帰ってみたり、普段とは異なる交通手段で遠征に行くのはなかなか楽しい経験になりました。
   筆者は和歌山の「多田屋」での呑みの後に、南紀白浜温泉とパンダで有名なアドベンチャーワールドに行きました。その体験記は別のnoteに書く予定です。いずれにせよ、鳴門遠征の際は、和歌山県や兵庫県の観光を絡めてみることをおすすめします。徳島遠征のポイントをまとめると、
夜行バスで高速鳴門経由で行くなら、うずしお食堂とあらたえの湯を使うのがオススメ。
・大塚国際美術館に行くなら、丸1日予定すべき。半日で回るのは無理。
関空のLCCを使って、徳島-和歌山間のフェリー移動もおすすめ。
鳴門に行くなら「味処 あらし」はMUST。鯛料理めちゃ美味しい。
 以上4点です。これから徳島ヴォルティス戦で鳴門に遠征するJ2クラブのサポーターの皆様の参考になれば幸いです。

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