見出し画像

49対51

もうすぐ4月ですね。僕も15年前の今頃は新社会人として働き出した時期です。紆余曲折を経て今に至ります。

このコロナ禍という大変な時期に働き出す方へ、そんなに気負うことはないというエールになればいいなと思います。

▼三年

『石の上にも三年』
大抵、社会人なりたての頃に言われることわざNo.1ではないでしょうか。正直、「石の上に三年いたら時間がもったいないだろう!」と思ってました笑。ぶっちゃけ今もどちらかというとそれに近い考えです。

今振り返ると、社会に出始めての三年のみ有効というスタンスが一番しっくり来るかなと思います。ある程度の型というか、流れさえ掴めればそれ以降はオリジナルでいいのではないかと思うのです。どんなオリジナルも、最初は何かの真似事から始まります。

最初はやった事のない作業や業務で慣れません。心が折れそうになる毎日かもしれません。しかし、個人差はありますが誰でも最初は不慣れなものです。いきなりできるようになるとは誰も思っていません。僕が今から未経験の新しい仕事を始めたとしても、無事テンパると思います。そんなに気負いしなくて大丈夫です。
「面接受かっちゃったんだからしょうがないじゃん。」くらいの強い気持ちでいきましょう笑。もし今の仕事が向いてないと思っても、すぐに辞めてしまうのはもったいないと思います。

どうせなら自分の中で「今の仕事は3年経ったら辞める!」と決めてしまうのもいいかもれません。そのかわり、その3年間はしっかりやる。新社会人だから許される事もありますし、その間にいっぱい失敗しちゃいましょう。でも、嫌々やってたら時間がもったいないので、何かスキル等を盗んでやろうという気持ちに切り替えるのもいいかもしれません。もしかすると、3年たった頃には仕事が面白くなっているかもしれません。
他には、社内で友達をたくさんつくる!でもよし、彼氏彼女を見つける!でもよし。まわりから固めちゃうと案外辞めたい気持ちはなくなるかもしれません。

何事も表と裏があります。
「慎重」という言葉も、ネガティブに捉えれば「優柔不断」になります。
何事もポジティブに捉える事が、物事を楽しむ第一歩です!



▼情報

仕事をこなす上で情報はとても大事です。
新社会人の時は、いろんな部署などで業務体験をする事もあります。その際に、仕事を覚える事より先に覚えておくといい事があります。
それは関係するであろう相手の名前を覚える事です。
仕事を覚えるより、こっちの方が断然ラクです。前もって次の担当者の方の名前を聞いたとしても不自然ではないと思います。名前は一番簡単かつ重要な情報です。

1.「すいません。これはどうやってやるかもう一度教えていただけますか?」

2.「〇〇さん、これなんですがもう一度教えていただけますか?」

と聞かれた場合、2の方が気分良く教えてくれます。出会って間もない方に名前で呼ばれると嬉しい気持ちになりまし、距離がグッと縮まります。名前+趣味や出身地でも覚えておけばさらにgoodです。

僕は占いとかが好きなので、会社の人の星座と血液型をすべて覚えました笑。なかなか活躍する機会はありませんが、占い好きの方は結構多いですしなかなか盛り上がります。そういった感じで、仕事以外の情報でも構いません、自分なりに情報の厚みを持たせていく事が重要です。


ある時、仕事を頼まれた。すると別の人からも、また別の人からも…。
A、B、C3つの案件が被ったらどうするか?
仕事をもらった順に進める?
情報が一つ欲しいところです。納期ですよね。
内容が3つとも同じようであれば、納期が一番近い案件から進めます。

納期が来月の案件であっても、東西南北どの方向かも決まってないのであれば、早急に違う方角はどれなのかくらいは先に絞っておいた方がいいです。その返事待ちという状況になれば、その間に他の仕事も進められます。

仕事を振られたら「はい分かりました。」ではなく「いつまでですか?」と答えましょう。アウトラインを明確にする事が仕事の第一歩だと思います。



▼価値のある人材になる

野球で例えてしまって分かりにくいかもしれませんが
4番バッターは世の中にたくさんいます。
でも、シーズンでノーエラーの守備力の4番打者はなかなかいないのではないでしょうか?(もちろんDHではないです!)

これからの時代、□□ができる○○を目指すべきではないでしょうか。
 例)デザインができる営業マン

自分で自分をしっかりと見つめ直し、分析し、自分の強みとは一体何なのか?
そしてそれと今のポジションを掛け合わせる、自己イノベーションです。



▼49対51

社会人になると理不尽な事が増えます。イエスかノーではなくなる。
もちろん意見が割れる事が当たり前。
100対0の賛成もないし、0対100の反対もない。

敵が49いても、味方が51いればよし。

49回失敗しても、51回成功すればいいのです。


それくらいの気持ちで、肩の力を抜いていきましょう。

何事も健康第一です。身も心も。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?