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小5娘のアルバイト

お子さんのお小遣いってどうされてますか?


我が家の子供のお小遣い
小3までは500円。
小4からは600円。

あまり深い意味はありません。

今の物価から見ると間違いなく少ないでしょう。
だからお出掛けする時など臨機応変で臨時お小遣いは渡しています。
お年玉など大きな臨時収入はそのまま子供に持たせています。
考えて使いなねって。
貯金するもよし、使うもよし。
こういう時はお金について考えてもらえたらな、って思っています。


我が家には4人の子供がいるのですが、
末っ子小5女子の話を書かせてください。

私は昨日仕事だったのですが
空き時間にスマホを見たら、こんなラインが入っていました。

アルバイトの申し出です。
思わず微笑みました。
お金を手に入れる為に彼女が思い付いたのは、お手伝いのアルバイトだったのです。

私は、基本子供にお手伝いをさせていません。
お手伝いに関しては、色々な考え方があると思います。

正解はわからないけれど、今の私は、子供の自発的な行動を大切にしたいと考えています。だからお手伝いしなさい、お手伝いはするもんだ、という言葉は使わないことにしています。
ママ疲れてるから、洗い物するの助けてほしい~っとは言ったりしますがその後の子供がどう動くかは子供に任せています。

そんな子供のやる気に任せている私に子供からのアルバイトの申し出が来るとは。
受けない訳にはいきません。
なんか面白くなってきた。


思い付く物を書いてみました。
娘は快く引き受けてくれました。

うちに帰ったらどうなっているかな。

ワクワク

仕事が終わって帰宅すると
さっぱりした台所と
きちんとたたまれた洗濯物が私を出迎えてくれました。

もちろん「ワタシやった。」と鼻息荒く(イメージ)どや顔の末っ子も。


「どう?」
台所のシンクを指差し
「ここも磨いといたよ。」

「ママ、楽でしょ。あたしのおかげ。」

えっへん。

ほぉ~!
すごいね!
美しい!
めっちゃ助かるわぁ~。
ありがと!

そう言って私は末っ子に200円渡しました。
彼女からのラインだと、お手伝い1回5円か10円の交渉だったけど、
今は物価が上がってるから賃金もアップさせますよ!
 
100円玉2枚を手のひらで受け取った彼女の顔がパァッと明るく輝きます。

可愛いな。

その後彼女は、台所へ行き、冷蔵庫の扉を開け、うやうやしくあるものを取り出しました。
それはケーキでした!

わ!もう作ってたんかい~!
1人ではまだオーブンは使えません。
話を聞くとどうもクッキーを使って作ったみたい。1人で。

すごいなあ~。

材料は自分で買いに行ったのね?
というと

「うん。家にあるものも使ったよ。
スポンジは作れなかったからクッキーで作ったよ。楽しかった!」

と言ってました。
イチゴは高かっただろうな、とイチゴ代も出してあげました。

そんなこんなでこの末っ子にはいつもお金を渡している気がします。
でも楽しい。
私が出来ることしかしてあげられないけど、
したいことを楽しんでほしいな。

クッキーを細かく砕いて固めた土台にホイップクリームとイチゴでデコレーションしたケーキ。
タルトの味がしました。


これからもアルバイト、大歓迎!
したいことに向かって
最大限頭を使ってね!


美味しいケーキ、御馳走様でした!


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