第49回衆議院総選挙の結果発表ーーッ!

衆議院総選挙が終わって

第49回衆議院総選挙が10月31日に終わって、パッと選挙特番を見ていると維新が大勝利立憲、共産と自民が苦戦れいわと国民は比例で頑張った、という印象を受けました。

衆院選挙ってなんじゃいな、って言う人たちもいましたが…、一票を入れられるのは素晴らしい権利です。

投票し終わったあとに注目してほしいのは、どこまでそれぞれの政党が議席を積み重ねているかを見ると面白いと考えています。

まずは、233。これは衆議院での過半数です。
過半数とるとどうなるのか、政権をとることができます。
政権を取るとどうなるのか、党首を内閣総理大臣にすることができます。
これを自民党単独で獲得できるのか、自民党と公明党で獲得できるのか、が注目できるポイントだと思います。

次に、310
これは2/3とか言われてますが、憲法を改正を発議できる数です。
これを自民党、公明党、日本維新の会で獲得できるかが注目できます。

そんでもって結果はどうだったでしょうか。

結果

自民党は261、単独で過半数を獲得。
ということは、自民党の総裁である岸田文雄氏が第101代内閣総理大臣になります。

じゃあ310はどうでしょうか。
261+32+41=334、なんでや阪神関係ないやろ!…
憲法改正に必要な発議をできる議席数を確保しています。
ただ、公明党は憲法改正に前向きではありませんし、するとしても野党第一党の賛成が必要という立場だったはずです。

なので、実際に憲法改正ができるかはわかりません。

ただ、自民党は何とか踏ん張って、立憲民主党をはじめとした野党は伸ばしきれず、日本維新の会は躍進した選挙だったという感じでした。

詳細にみていきましょう。

自民党は絶対安定多数を獲得し、次の国会でも有利に事を運ぶ結果となりました。一方で、幹事長であった甘利明氏、万博担当大臣である若宮健嗣氏、石原派の頭だった石原伸晃氏らが落選。ベテラン勢にはつらい選挙になりました。

立憲民主党は公示前よりも議席数を減らしてしまう結果に。自民党の大物らを野党共闘などで落としたものの、副代表の辻元清美氏、民主党代表も務めていた小沢一郎氏、ベテランの無敗の男・中村喜四郎氏らの落選があった。こちらもベテラン勢につらい選挙でした。

公明党は、3議席を増やした。現状維持といったところでしょう。

日本維新の会はなんと41議席、地盤である大阪を網羅しただけではなくほかの地域でも比例で議席を獲得しました。

共産党は、10議席。こちらも現状維持なのかなと思います。

国民民主党は、11議席。こちらも現状維持。

れいわ新撰組は、3議席。比例区で3議席を得られたのはよかったかなと思います。

社民党は、なんとか、なんとか…といった感じ。

ただ、比例区は野党共闘していた立憲、共産、国民、れいわ、社民が食い合ってしまった感が否めませんでした。

次は参議院選挙がありますので、今回投票した人、投票しなかった人、投票権がまだない人、でも次は権利がある人は、絶対にいきましょう!

参議院選挙はひとつの都道府県でひとつの選挙区となっていますので、各候補について触れる機会は少ないかもしれませんが、逆に著名で有名な人も出てくることが多いので、様々な選挙戦を追っかけてみると面白いはずです!


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