見出し画像

ジャカルタのどぶ川の匂い【旅の匂い】

こんにちは!
『書くンジャーズ』土曜担当のNobuです!!
サラリーマンで週末にNPOや子育て支援の活動、読み聞かせとかしてます。

現在は出張中でインドネシアからお届けしており、週末も機能しておりません、、。まあ、これを良い機会に、子育てに限らず、自分の考え、インドネシアも絡めた情報も発信しております~

1.書くンジャーズって何?

『書くンジャーズ』とは、
・書くを武器にメシを食うを目指す『書くメシ』に集った、
・それぞれの専門領域に生きている、人生経験豊富なメンバーが、
・週一のお題に自分の切り口で書いていくマガジンです。

その週のお題が面白そうな時は是非登録して個々のメンバーの独特な切り口を楽しんでみてください~

2.今週のテーマは『#旅の匂い』

で、書くンジャーズ今週のお題は『#旅の匂い』です。
現在インドネシア・首都ジャカルタにいますが、私にとってのジャカルタの『旅の匂い』は『どぶ川の匂い』です。

3.ジャカルタの表通り

今回は駐在ではなく、4カ月の長期出張でこちらにきており、その前まではインドネシアに来る機会が1度しかなく、インドネシアをしっかり見たの今回が初めてでした。

その為、事前の知識があまりなく、生活水準から考えて、
*インドネシアの一人当たり名目GDP:USD3,678(17年実績)
・タイ(同GDP:USD5,908)より遅れてて、
・ベトナム(同GDP:USD2,343)より進んでいる、
そんな漠然としたイメージを持っていました。

来てみて思ったのは、バンコクよりも進んでいる印象を受けました。
18年にアジア大会を行った為、ジャカルタのスタジアム周辺は道路や歩道が整備され、電線地中埋設等のお化粧がされ綺麗だし、欧米の5つ星ホテルも揃ってますし、外国人が住む30階建て位の高層マンションも沢山あります。
*写真はその高層マンションを裏通りから撮ったものです。

あと、とにかくこちらに来て驚いたのがショッピングモールの大きさと多さ。日本のららぽーと2~3個で1つのモールがジャカルタの中に少なくとも10個はあります。以下記事のように日本の規模の(こちらで言う小さい)モールもカウントしたらジャカルタで80個ぐらいモールがあるとのこと。

物欲なく、買い物に興味のない私はあまり興味ないのですが、、。
こちらのモールで買い物しようとすると、つくづく日本はデフレで、日本は物価が安く、恵まれていると感じますよ~

4.ジャカルタの裏通り

華やかな表通りと異なり、裏通りはまだまだ昔の姿を残しています。
ジャカルタ・インドネシアが有名なのは交通渋滞の酷さ。
通常では10~20分で行けるところが1時間等、酷い事例には事欠きません。年間で8400億円の経済損失との記事もあり、暮らしていてもこれが解消されればもっと良い都市・国になるのに!と日々感じてます。

こちらの日本人の多くは普段車で動くので、渋滞を避ける為、日常的に裏通りを使っています。運転手さんたちも裏通りはよくよく知っていて、様々な道を通ります。そして、裏通りに来ると綺麗な表通りと違った世界が見えてきます。

・舗装が剥げた道路、
・掃除されずに残されている生活ゴミたち、
(ほんと、ゴミをポイポイと、平気に捨てます)
・家屋・店から出る垂れ流しの汚水、
・それらの水が集まり流れているどぶ川とその匂い。

上記の巨大なモール、外国人向けの高層マンション、欧米の五つ星の高級ホテル達、きらびやかな表通りとこの裏通りの両方があるのが今のジャカルタだから、自分にとってのジャカルタの匂いは表通りからは見えない『どぶ川の匂い』かなと。

トップの写真はそんな外国人向け高層マンションを、現地の人の家があり、ゴミが捨てられ、異臭が漂うどぶ川が流れる裏道から撮った写真です。

5.ジャカルタで感じること

別にどぶ川の匂いがあるから嫌だ、と言っている訳ではありませんよ。
インドネシアの中で首都ジャカルタの存在感は群を抜いており、以下の通り、広い国土の中から人々がジャカルタに集まり、そこで多くのお金がやり取りされていて、ここだから感じることもあります。

人口密度は東京に次ぐ世界No2
 インドネシア国土総面積は189万㎡(日本の5倍)もあるのに!
インドネシアで圧倒的No1の生活水準(一人当たりGDP)
 インドネシア平均 :USD3,678
 ジャカルタ平均  :USD14,123(約4倍).
 小スンダ平均   :USD1,831(インドネシアで一番所得が低い地域)
 *インドネシアは所得格差が大きな社会問題になっています。

だから、この町にいると発展の途上の混沌とした感じと、そこから醸し出される人々の活気を感じます。
毎年賃金が上がり、周りに様々なものが売られるようになり、更にそれを買えるようになっていて、豊かさを実感している。より良い将来に向かって進んでいる。この感覚は日本では感じられない感覚です。
ジャカルタの最低賃金は過去10年で3倍に上昇
 ここ数年の賃金上昇率は毎年8%up程にて推移。

そんな周囲を眺めつつ、先週のNOTEのお題が『お金について考える』で、自分はお金に頼らない生き方に関して考えておりましたが(笑)
日本と違った状況に触れ、私たち日本人は、又はこの時代に生きる人間として、どのように考え、生きるべきか、もう暫くのインドネシア滞在のこの時間で考えていこうと思っています。

以下の通り
各種パパ子向け活動をしております~

・NOBUのBlog(家事育児系)
最新はnoteで更新。過去記事200本程は以下アメブロで見れます。

・NPO法人イクメンクラブ
パパ子向けのアウトドア系イベントを中心に行ってます。

・すぎなみパパの学び場
東京都杉並区のパパ向け講座を主に発信してます。

・すぎなみパパ会
Nobuが東京都杉並区やその他地域のイベントを幅広く発信してます。

読んで頂いたみなさまが世界で一番幸せとなる事心より祈っております。

NOBU



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?