洗濯好き
『せんたくかあちゃん』という絵本があったけれど、家事分担が浸透しているようなので、そのうち読まれなくなるのかな。
洗濯するのは母親というのがお約束になっているのが前提だとしたらよくないかも知れない。
ただ単に、洗濯好きなお母さんの話だったらいいのかな。
私は夫に洗濯しすぎと言われる。
洗濯は洗濯機がするので大したことないけれど、取り込んで畳むのが一仕事だ。
最近は脱衣所に隣接して屋内物干し兼クローゼットになっている住宅があるそうで、洗ってハンガーに干吊るしたまま収納できるという。
朝洗って夜また着るのに、いちいち畳んでタンスにしまうのは非効率的で不合理だと思う面倒臭がりは私だけじゃなかったのだ。
夫は毎朝パジャマを脱いで畳んでソファに置いてある。
私はそれをつまみ上げて洗濯機に放り込む。
すると夫が、夜また着るけん、洗わんでいいで。という。
やめてっ!臭いのにっ。
俺が臭いんだからいいだろう?
そういう問題じゃないよ、パジャマは毎日洗うものだよ。
パジャマは毎日なんて洗わないで?
下着を毎日洗うのに?直に肌に触れて十時間近く着てるんだよ。
洗い過ぎて傷むだろう。
汚れを放置すると傷む。
結婚した時からではない、いつの頃からか毎朝パジャマを洗うようになった。
ある夜風呂上がりに、洗いたての身体に洗いたてのパジャマを着たいと思ってそれからだ。
パジャマを毎日洗うという人は意外に少ない。
これも慣れで、洗うことにしてからは洗わないではいられない。
枕カバーなら毎日洗う人はいるが、シーツを毎日洗い糊付けするという話を聞いたことがある。
とてもやる気がしないが、多分これも慣れで、やらないと済まないのだろう。
しかし、年齢的に、持続可能な清潔仕様に切り替えるなど何らかの工夫が必要である。
シーツは干すのも交換するのも重労働。ソファのカバーやカーテンもそう。
体力低下で清潔を諦めたくない。
自力でやれなくなる前に、外注するなら予算を見積る必要がある。
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