アレイスター・クロウリー

本名エドワード・アレグサンダー・クロウリー。1875年10月英国ウォリックシャー生まれ。ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジ時代から、登山と詩作を行い、1902年にK2に挑戦するが、登頂には至らず。1898年秘密結社「黄金の夜明け」に参入、魔術修行を行う。「黄金の夜明け」ではW・B・イェイツやアーサー・E・ウェイツらと常に対立、二年余り後に脱会。1904年新妻ローズとともに世界一周ハネムーンを行い、エジプトにて霊的存在アイワスと接触し、『法の書』を書く。1907年魔術結社A∴A∴(銀の星)を創立し、大量の魔術書や機関誌「春秋分点」を刊行。この魔術結社A∴A∴(銀の星)に、シジル魔術で知られるオースティン・スペアや、後に英国仏教協会を創立するアラン・ベネットらが加入する。魔術結社A∴A∴(銀の星)が財政的に破綻し、1914年渡米、「インターナショナル」の雇われ編集長となる。1920年シシリー島に「テレマ僧院」を設立するが、病死者を出し、国外退去処分となる。1947年12月没。

[主要著作]

『ムーンチャイルド』江口之隆訳/創元推理文庫

『黒魔術の娘』江口之隆訳/創元推理文庫

『法の書』島弘之、植松靖夫訳/国書刊行会

『魔術~理論と実践』島弘之他訳/国書刊行会

『アレイスター・クロウリー著作集1 神秘主義と魔術』国書刊行会

『アレイスター・クロウリー著作集2 トートの書』榊原宗秀訳/国書刊行会

『アレイスター・クロウリー著作集3 麻薬常習者の日記』国書刊行会

『アレイスター・クロウリー著作集4 霊視と幻聴』国書刊行会

『アレイスター・クロウリー著作集5 777の書』国書刊行会

『アレイスター・クロウリー著作集別巻1 クロウリーの魔術世界』国書刊行会

『アレイスター・クロウリー著作集別巻2 クロウリーの魔術日記』スティーヴン・スキナー編/江口之隆訳/国書刊行会

『アレイスター・クロウリー著作集別巻3 クロウリーと甦る秘神』ケネス・グラント/植松靖夫訳/国書刊行会

初出 Coliwiki 2005-01-02、但し、現在確認すると、投稿原稿は削除されている。

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