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ヴェーラー泡貫通!?軌跡の魔術師はエンディミオンの第二エレクトラムになれるか



最初に、このノートを読みたいと言ってくれた友人たち(そう呼ばせて頂きます)に目一杯の感謝を送ります。
こんなに期待を寄せて頂いて身に余る光栄です。

タイミングを見失ってるうちにスプライトが来航し全てを破壊していき、このノートの意義を見失っていた中ようやく書き終えることができました。

全文無料ですので、是非最後まで目を通して頂けたらと思います。



こんにちは。多分日本で一番軌跡の魔術師を使っている人間、ただしいまちです。

マスターデュエル真っ盛り*1でエンディミオン自体が盛り上がりを見せていて嬉しい限りです。

ただ、マスターデュエルはシングル戦しかないので
早くマッチを導入してサイチェン込みの勝負をしたい反面、それがきたら生活が終わってしまう怖さのアンビバレンス。
導入して生活を破壊してくれ〜

今回はマスターデュエルに逆行し、軌跡の魔術師入りのエンディミオンで何が変わったかを書きたいと思います。




結論から言うと軌跡は

刷ってくれてありがとう(感謝)

です。第二のエレクトラムになれます!!


ちなみに軌跡入りエンディミオンを持ち込んで実際に使いましたが

太陽cs 優勝
ocs 優勝
太陽cs(2人チーム)準優勝
太陽cs(2人チーム)優勝

と結果を出せました。
軌跡があったおかげで勝った試合も多数。


エンディミオン使いに解るように言えば、サーヴァントでキンジャと創生魔導どっち出した方がいいの〜?問題の一つの解決になるかと思います。

軌跡の効果があまりわからない方、実際に使ったことがない方
エレクトラムの方が強い?採用する意味がうすそうりゅうと思っている方必見です。


軌跡の効果について

Pモンスターを含む効果モンスター2体

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがEXモンスターゾーンにリンク召喚された場合、1200LPを払って発動できる。デッキからPモンスター1体を手札に加える。このターン自分はP召喚に成功しない限り、モンスターの効果を発動できず、自分のPゾーンのカードの効果は無効化される。②:このカードのリンク先に元々のレベルが異なるモンスター2体が同時にP召喚された場合、フィールドのカード2枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

まずこのカードの強み 

○Pカードを含む2体で作れる
Pカード2体はもちろん、Pカード+エレクトラム,Pカード+岩戸等素材が緩く作りやすいです。


エレクトラムも巻き込めるのがポイントで、ここがエレクトラムとの差別化になると思います。

○なんでもPカードサーチ

その後の縛りはありますが、エンディミオンで不足しがちな上スケールを直接持ってこれるのはこのカードにしかない強みです。


また、弱みとしては

○その後の制約が厳しい
モンスター効果が打てないのでキンジャを含む妨害が機能しなくなるため


一時的にニビル等の妨害をモロ食らいします。

また、スケールの効果は無効なのでカウンターもたまりません(乗ってたカウンターも外れる)。
のため、リターンもそこそこありますが縛りは かなりきつめになっています。

まとめると
スケールは効果無効で
モンスターは発動できないという縛り。

スケールの魔力カウンター→外れる
モンスターの魔力カウンター→外れない 

というのもかなり重要です。

P召喚したら制約は外れます。
のでP召喚時に5体目のssになるようにしてニビルケアなど工夫はできます。

ただ、P召喚後に軌跡の効果を使うと制約が外れないので、基本はP前に効果を使うことになります。

ここまでが主なメリットデメリットになります。

軌跡の評価

評価の仕方として同じリンク2でありPに関連して強力なカードのエレクトラムとの対比で考えます。


僕の結論としては

必須級、かつある程度エレクトラムと棲み分けが出来る強さ

簡単に言うと

展開に余裕がある時、初動→エレクトラム

妨害を食らった後にそれを貫通
立て直すために立てる役割→軌跡

の棲み分けになります。

理由は単体のパワーと素材の都合。
単純に性能で軌跡と比べるとエレクトラムはパワーめちゃ高です。
好きなPモンスターをexに送れる他
素引きした創生やキンジャ等Pモンスターを割ることでEXに送りP召喚の最大値を高めた上で好きなスケールを回収。更にワンドローまでついています。

軌跡のただのスケールサーチと比べるとパワーは高い。 
また、このデッキは1ターンでゲームを終わらせる妨害量を吐けるのでエクストラのリソースを貯める必要は無いと僕は考えています。
基本的にPモンスターが2体並んだ場合エレクトラムを優先して出すことが多いです。

(ほんとは軌跡で踏んで本命エレクトラム出したいけど、リンク素材的に無理)


またそれで十分な場合、妨害を食らわなかった場合そのまま止まります。そこから軌跡に向かうと制約のせいで隙を晒すだけなので。

ただ、軌跡の魔術師も必須級の場面があるのでそれを紹介しようと思います。


軌跡使用例1

例1
フィールドにPモンスター2体
スケール片方のみ

こんな状況ですね

この画像の状態の時、エレクトラムを使ってスケールを揃えるためには自分の表側を割らなければならず
スケールを割った場合
回収したスケールの他、その後のドローで足りないスケールを引くじんかけムーブを取る必要があります。

つまり、スケールを揃えるのに運が絡む。

しかし、ここで軌跡の魔術師の方をリンク召喚すれば手札のスケールを減らすことなく確実に好きなスケールを持ってくることが出来ます。

スケールを揃えることを優先する場合は軌跡の方を優先して出すこともあります。

後手時に相手の妨害を踏みながら動いて、手札・場がカツカツになった際に必要なパターンの一つです。


軌跡使用例2 エレクトラムwithキンジャ

例2
エレクトラムwithキンジャor創生魔導

例1の派生ですが、エンディミオン使用者とってはかなり重要だと思うので別で乗っけました

サーヴァントでキンジャと創生魔導どっち出した方がいいの〜?問題の解決になります。
画像で言うとこんな感じです。

〜〜〜〜〜〜〜〜

エレクトラムwithキングジャッカルでニコニコ

サバ効果と召喚権でエレクトラム横キングジャッカルで展開
エレクトラム効果が通ればスケール揃うね!!
エレクトラム効果発動!!

相手「チェーン無限泡影対象エレクトラムで。」

…チェーンありません。処理まで。

無限だけ日版




負けってっこと?




甘いぜ海馬!!!
キングジャッカルと泡を打たれたエレクトラムでリンク!
軌跡の魔術師を特殊召喚!!

軌跡が板

効果で下スケールをサーチ!
これでスケールが揃うぜ!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

言語にすると
サーヴァント効果で自身とデッキからPモンスターss
その後召喚権及びマスターケロベロス効果でPモンスターを出し、サヴァとPモンスターでエレクトラムを立てる動き。
隣にキンジャか創生魔導がいるのでエレクトラムへの妨害をケアできます。

しかし、これの欠点はモンスターか魔法罠どちらかしかケアできないこと。

キングジャッカルを出すとニビルヴェーラーはケアできますが、無限泡はケア出来ません。
創生魔導を出すと無限泡はケアできますが、ニビルヴェーラーは食らう。かなしい。

都合よく上下スケールが揃っていればそこまで痛手ではありませんが、ところがどっこい現実はそう甘くありません。
軌跡登場前ならこのまま墓穴伏せてエンドでした。

これに対する解答として、妨害を食らったエレクトラムとキンジャ(創生)を混ぜて軌跡の魔術師をss
足りないスケールをサーチすることで妨害を貫通してスケールを揃えることが出来ます。

このルートのおかげで、サーヴァントを効果を使いキングジャッカルと創世魔導のどっちを出すか問題
(ニビル、うさぎの方が重い場合がほとんどなので大体はモンスター無効のキングジャッカルだけど)
ある程度の解決、安心につながったと思います。
一番使うのはこのパターン。


例3 岩戸排除

例3
岩戸+Pモンスター→軌跡

知っているかもですが、エンディミオンにおける
サイチェン後の最強モンスターは何でしょう?


正解は天岩戸です。

このカードは特殊召喚できない。①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにスピリットモンスター以外のモンスターの効果を発動できない。②:このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。

相手のモンスター妨害(盤面はもちろん手札誘発も)を完全に防ぐ最強カード、天岩戸。
後ろの妨害に弱いのは玉に瑕ですが、通った時の性能は破格です。

ただ、このカードにはそれ以外にも欠点はあります。
何かというと「お互い」にモンスター効果を使えないので自分もモンスター効果を使えないことです。
大体は創世魔導のP効果(P効果は魔法の効果扱いなので岩戸の適用外)や持ち前の高打点Pビートでなんとかなりますが

引けていなかった場合、攻撃力2850以上を処理するのが困難です(メインデッキのアタッカーの攻撃力の最大が2800のため)。

その際岩戸を解除する手段としての軌跡が結構優秀です。

やり方としてはサーヴァントやエンプレス効果でキングジャッカルをssした後
サヴァorエンプレスと岩戸で軌跡をssしてモンスター妨害を立て自分の展開を安全に通しつつ「もういいや!」ってところで岩戸を解除できます。

以前はマスカレーナ等を立てたり誤魔化していましたが、立ててここまでメリットのあるリンクモンスターは初。かなりチョウホウすると思います。

例4 アモルファージ

これはスプライト環境、対スプライト(ティアラメンツ、エクソシスターにも有効)で主に使うルート。

このカード、簡単に言うとモンスターのエクストラ封じ効果を持っています。現環境は勇者の規制もありエクストラデッキから出たモンスターで戦うのが基本です。
なので実質虚無魔人です。生きる虚無空間。
このカードを創生で無限泡影から守り切れば勝ち。

そしてこのカード、Pカードなのでエレクトラムはもちろん軌跡で持ってこれて、そのままP召喚して展開することができます。

先行で積極的に狙ってもよいですが
一番生きるのはスプライト戦等の後手がワンチャン掴めることですね。

スプライトは妨害量はかなり多いものの盤面のモンスターの打点はかなり低めで
バトルでの解決がかなり容易になっています(魔知の有無によって何体減らせるかは変りますが)。

一度スケールを貼るのに成功し、P召喚で高打点をならべてバトルに入り攻撃。
妨害数を減らした後、安全に展開を通すことも可能です。

ただここで問題が。妨害として何を出すかです。
こちらはP権を吐き、大抵の場合妨害を食らっているので普通の展開で残せるのはキンジャ創生魔導などの1〜2妨害のみ。

対して相手は餅で回収したリソースに加えて墓地の粋カエル効果
さらに不幸なことに相手の強い択として、これらはランク2セイントレア特攻からの4素材アーゼウスになる可能性を秘めています。

相手がGを通していたら、素引きのスプライトがポンポン出てきてアーゼウスを通されることはほぼ確実です。かなしい。

これの対策として、数の妨害ではなく永続の妨害にシフトすることを考えました。
前までは破壊剣バスターブレードを使うプランも試していましたが、破壊剣の素引きが耐えなさすぎて没。




よって今のプランはアモルファージを使うものになっています。

展開としては

P召喚2体以上でバトル、妨害数を減らす

②メイン2でリンク、軌跡の魔術師をリンク召喚
効果でアモルファージノーテスをサーチ

③軌跡のリリースしてノーテスをアドバンス召喚

とすることで、基本素引きの無限泡影かスマッシャーズ以外の解答はほぼ無し*2で、展開を止めかつアーゼウスも出ません。

(ただ、これはスケールに過剰に妨害を打たれない時のみ可能です。手札と相談しつつ、通ったらラッキーくらいの認識でいましょう)



まとめ

以上が基本の使い方になります。軌跡、出た当初はかなり弱い扱いで不遇なポジションでした。僕も最初は弱い、エレクトラム以下と思ってました。

しかし泡ヴェーラーを踏み越えたり、アモルファージを確定で持ってこれる等かなり使い勝手がいいです。
しかも素材の緩さによってエレクトラムとはまた別の活躍の場もあります。

軌跡を導入していないマスターデュエルが億劫になるレベルです


紙でエンディミオンを組んでいる方、是非試して見てほしいと思います。
エンディミオン自体がアドリブが多いデッキなので、使い道はいっぱいありますよ!!

ここまで読んでくださってありがとうございました。

*1 〜フェス(シンクロフェス等)でも全く規制の対象にならなくて一度作ると無限に遊べます。
ただ、成金チキレがURなど結構ブルジョワ
融合フェスで里、創生魔導、アモルファージ出すとたのしい

*2 ティアラメンツには解答が。フィールド魔法の攻撃500アップ適用下でシェイレーン(元々の攻撃力1800+500)に殴られると終わります。

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