フジロック2017(7月29日のみ)

なんとか7年連続フジロック参加。といっても、今回は29日のみの参加。感想を書いておきたい。

サンボマスター
最初のバンドだけど一番良かったかもしれない。「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」はちょっと泣きそうになった。演奏を見ているだけでバンドメンバーの仲が良いのが分かるような、いいロックンロールバンド。こういう(いい意味で)ダサかっこいいバンドすごく好きだな。演奏のレベルもとても高い。ドラムが上手で一番のイケメン。

ジェイク・シマブクロ
演奏上手い。フィンガーピッキングでここまで表現豊かなことができるのかと驚いた。とはいえインストでグリーンステージは辛いな。3ピース構成でやるのであれば、個人的にはフィールドオブヘブンで聴きたかった。

The Marcus King Band
音源聴いてカッコ良かったので来てみたが、すごいギタリストが現れたな、というのが感想。どう見ても風貌的に21歳には見えない。演奏技術も歌唱力も素晴らしく、もうちょっとしたらジョンメイヤーのようになるのではないだろうか。ただ、バンド全体に若干華がなかった。特にベースがもう少しくらい前に出ても良かったのではないかな。

Death Grips
音源と実物の違いに驚いた。音源は打ち込み系のクールなヒップホップ気味の楽曲だったのだけど、ライブはデス・ホップ(そんな言葉ないけど)だった。扇情的なボーカルと、狂気を感じさせるドラム(フランク・ザッパ時代のテリー・ボジオに似てた)と、戦闘的なキーボード。演奏時の身体の動かし方等々、ライブ映えするバンドだな。

小沢健二
人生で初めて買ったCDというのは特別なものだと思うのだけど、僕が初めて買ったのが「今夜はブギー・バック」だった。それをやってくれただけで満足だったわけだけど、改めて聴いてみると音楽としてのクオリティがとても高く、生活感と宇宙感が入り混じった歌詞も僕好みで、あとローディーも含めてメンバーが幸せなんだなというのが感じられるバンドだった。

LCD Soundsystem
こちらは音源と実態がほぼズレのないかっこいい音楽。バンドメンバーがこんなに多いとは思わなかった。真ん中の大きなPAシステムの台を操作している人が実際のところ何をしているのか若干分からなかったが、全体として素晴らしい演奏。バンドメンバーもいい雰囲気で演奏をしていた。

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