佐山さんにした質問のリスト

遅れ馳せながら、4月11日のNews Picksのイベントで、佐山さんにした質問のリスト。もしかしたら後日News Picksで記事になるかもしれないとのこと。

・案件発掘においては、当事会社からファンドへの持ち込みが増えるのが最善といつも仰っています。今は先方持ち込みで投資が実施されるケース、こちらから提案が起点となり投資が実施されるケースは、どの程度の割合になっているのでしょうか。また、佐山さんほどメディアに出ているPEの代表は日本にいないように思いますが、これは案件発掘上役に立っているのでしょうか。メディア戦略などは立てられていますか?

・DDで見切れないということはありましたか?特に対ファンド案件などでは、当事会社の人々は良い人そうに見えても、情報が完全に揃わない・情報の出が悪いということもあると思いますが、そういうときには案件を見送ったりされるのでしょうか。私はいつも途上国でDDをしていて、こういった問題に直面しています。

・投資決定時に予想リターンはどれくらい気にされますか?商売は結果的に儲かるものだとは思いますが、それでも目線となるリターンは従来のPEと同様30%程度で設定されているのでしょうか。

・佐山さんは「分からないものには投資をしない」と仰っています。テクノロジーによって業界が急速に変容している現在においては、キャッシュフローが読みやすいと思っていた事業でいきなり状況が変わることもあると思います。途上国のマイクロファイナンスでもその波は訪れています。それゆえに、投資家といっても技術革新の見通しをある程度持っているべきと思いますが、何か手を打っていることはありますか?

・いつも「会社は経営者によって決まる」と仰っています。投資後に会社に経営者が入っていくケースにおいて、どうやって送り込む経営者を決めていますか。かなり精緻にJDを作って探されているのでしょうか、もしくは、なんとなく感覚で決めるのでしょうか。日頃から経営者候補となる人々と会っておくなど、経営者採用を円滑に進めるためにやっていることはありますか?スカイマークでは自身が会長をされていますが、これはなぜされたのでしょうか。

・場合によっては採用された経営者が合わないこともあると思います。そのような時には、すぐに交代しますか?交代する場合に気をつけていることはありますか?また、そもそも論としてマッチングを外さないために大切にしていることはありますか?

・投資をした後にガバナンスが全然きかなくなったような場合や、投資先企業から反乱が起きたような場合はありますか?そうならないように気をつけていることはありますか。仮にそういった事象が起きた場合、どうやって立て直されますか?

・私もそうなのですが、PE投資をしていると投資先のことばかりに気を取られるあまり、社内組織改善については医者の不養生になりがちと思います。そうならないように気をつけていることはありますか?

・インテグラル社長としての自分の仕事は何と定義されていますか?具体的に、仕事時間をどのように配分されているのでしょうか。ネットワーキング、採用、投資活動、経営改善など。

・失敗したと思った案件はありますか?失敗した案件の共通点などはあるように思いますか?成功した案件ではその後も会社の方々と仲良くできるものですが、そうでない場合があったとしたら、その後はどう過ごされるのでしょうか。

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