僕らはソマリアギャングと夢を語る

今年23冊目(の書評。ここ2ヶ月に読んだ本の記録忘れてた・・・)

僕らはソマリアギャングと夢を語る」、永井陽右、英治出版

大学生が立ち上げたソマリア人ギャング(ケニアに住んでいる)の社会復帰支援。読書しかしていなかった自分の大学時代を思い出し、純粋に尊敬します。ぜひ学生に読んでほしい。

税所篤快さんとかを見ていても思うんだけど、インパクトとか費用対効果とかそういう左脳的なことをあまり考えず、感情に任せて突っ込んで事業を作れるのが若者の強みだと思うし、是非にガンガンやって欲しい。分別とかはもう少し年をとってからでいいから。というか、活動を立ち上げて時間が経つうちに自然に身についてくるものこそが、本物の思慮分別なんだと思う。

んでもって大人たちは、そういう若者をどんどんサポートして、決定的な過ちとか誰かを傷つけるような失敗を犯さない限りにおいて邪魔だてをせず、見守ったらいいんじゃないかな。僕は目の前にこういう若い子が来たら基本的に応援すると決めている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?