週末レビュー(2019年5月12日):ラダック→デリー→アフメダバド→バンガロール→デリー→東京
インドぐるぐるして東京に戻ってきた。
月曜の朝にラダックからデリーに戻り、そのまま仕事。ビデオ会議二つをやってから、インドの現地法人に行って各種議論。もうさすがに5年前とかに較べてエクセルの手は動かなくなったけど、もともと表計算的に物事を考える癖がついたのは、今の仕事をする上での貴重な財産だと感じている。ちなみに、表計算的に物事を考えることと、プログラミング的に物事を考えることは、個人的には相当近いと感じている。アルゴリズムを組んで、そこに変数を入れると答えが出る、という仕組みであるという点で両者は全く同じだ。
デリーのあとはグジャラートへ移動。もう一つの会社の人々と各種経営会議。主な議論がビジネスプランの財務モデルづくりだったので、ここでも結局エクセル的な脳みその使い方をした。
その後、素晴らしい仕事をしている組合銀行の頭取さんと一緒に現地を訪問。ものすごくたくさんの学びをもらった。CEOの「私たちはただ農村の人たちから学んだだけ。彼女たちがやってきたことを学び、それを少しばかり組織化して、できることならより多くの人に伝えたいと思っている」という言葉が心に残った。
その感動を手記にしたら、社外取締役の人がこのTED Talkを送ってくれた。今となっては、「農村のお母さんたちがいかにしてお金をマネジしているかに学ぶ」という言葉が、なんの衒いもない、ただの事実なんだと僕も今なら分かる。
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