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(終了しました)フィルムでポートレート写真撮ります

(こちらはもう終了しています。たくさんのお申し込み有難うございました。)

フィルムでポートレート写真を撮ります。依頼くださる方はフォームからご連絡ください。

概要

  • 基本的に土日や祝日に撮影します。場所は都内のどこかで、相談のうえ決めます(フラッシュは使わず撮影しますので、暗い屋内では難しいかもしれません)。所要時間は1時間程度、まずインタビューをさせて頂き、その後に撮影します。写真は家族のグループ写真でも、個人写真でも大丈夫です。

  • 35mmフィルムで36枚程度(フィルムの巻き方次第で前後します)撮影します。使うフィルムはカラー希望の場合はコダックのPortra 400、白黒希望なら400TXを使います。

  • 料金は10万円で、それにはスキャンデータ、ネガ、L判プリント代が含まれます(データは約600万画素です)。滅多にないのですが、フィルムに不具合があったりして現像がうまくいかなかったとき、料金は頂きません。お詫びに1万円をお渡しします。(応募がとても多くなってしまったので、価格改訂しました@2023年11月27日午前10時)

  • (そんなことない気もしますが)もし応募がたくさん集まったり、本業が忙しかったらお受けできないことがあります。

    ※そのうち中判フィルムの6x6(正方形)でも撮るかもしれませんが、今はまだ道具に使われてしまっている状態なので、早くても数ヶ月後になると思います。


僕がポートレート写真を撮るときに気にしていること

  • その人を自分なりに理解すること。うまく撮ったりかっこよく撮ることを目指さず、その人らしい顔をしているなと思ったときにシャッターを切ることにしています。それを実現するためにもインタビューが必要なのです。性格が内向的なのに不思議なのですが、僕は人間観察が趣味です。

  • 特定のフィルム、カメラ、レンズのみを用いることで設定をシンプルにして、その分被写体に集中できるようにしています。


なぜフィルムで撮るのか

フィルムカメラでしか撮れないものがあると思うからです。それは出来上がった写真の質感や色合いに由来するものではありません。というのも、フィルムっぽい質感らは今ならソフトウェアである程度再現できるからです。

それよりも、フィルムカメラにおいては液晶パネルをチェックすることがないので(だから失敗にも気づきませんが)相手に深く集中できること、枚数に限りがあることからデジタルカメラのように「数を撮れば一枚は当たりがあるだろう」のような逃げ道がなく、一枚一枚に真剣になれることなどが理由だと思います。

ちょっと違う言い方をすると、デジタルの世界においては大抵のことにやり直しができコピーも容易ですが、実際に生きている私たちは生身の限りある存在であって、フィルムで写真を撮るということを通じてより人間実存そのものに近づける気がしています。そして、そうやって対象に近づくことは、僕が写真を撮るときに気にかけていることそのものなのです。

(この2年で撮った写真たち)


どなたが来るかは分かりませんが、関心がある方はぜひ!

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