言葉ができないことの苦しさ
海外に行ったときに、英語ができなくてバカにされたり、失笑されたことがある人はある程度いると思います。
ただ、よほどの場合を除くと、文法間違いや発音のおかしさに対して、ネイティブ・スピーカーを含めた多くの人は寛容です(特に都市部は)。また、僕が働いている発展途上国では、ほんのすこし現地の言葉が話せるだけで、とても喜ばれます。それは、英語が世界中で話されているからであり、発展途上国の言葉を学ぼうとする人が絶対数としてとても少ないからなのでしょう。
一方で、日本は、言語ができないことについてとても厳しい国の一つです。あくまで肌感覚ですが、言葉ができないことで馬鹿にされる程度は、諸外国比でも結構高いほうだと個人的には感じています。そらに困ったことに、日本語は世界でも習得がかなり難しい言語の一つです。
そんな日本にやってくる難民たちは、かなり苦しい思いをします。日本ではそもそも難民認定基準が極めて厳格であるため、よほどのことがないと難民認定がされません。結果として、日本で難民認定を受けている人の多くは、深刻な危険を経験してきた人たちです。
出稼ぎのために準備をしてきた人と違い、日本にやってくる前に言語を勉強する時間はありません。やってきてから勉強しないといけないのですが、そこで躓くことが多いのです。
なのでLiving in Peaceは、難民の人たちが日本語を習得するためのプロジェクトをはじめました。いま、クラウドファンディング中です。Living in Peaceは全員がプロボノなので、頂いた資金のほぼ全てを直接支援にあてることができます。
残り23時間です。より多くの人たちに、フェアな機会を提供するために、ご支援どうぞ宜しくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?