Make your own neural network

もう9月に入り、今年の目標事項を着々と達成するために勉強開始（勉強って追い込まれないとできないから、やっぱり目標を立てるのはよいことだ）。途上国でどういう仕事についてAIが使えるのか考えるためには（真っ先に思い浮かぶのは審査だけどさ）、やっぱり自分である程度プログラムを作って、データを使って試せるようになったほうがよい。

こういうのって習うより慣れろなので、手を動かしながら覚えるのが一番。そして、本書は僕のような初心者にはとてもいい本で、一からMNISTの手書き文字データを使って文字認識を98％くらいの精度で行うくらいまでできるようになる。使うのは単純な関数で、行列計算と微分も数学を多少はやっていた人であればあまり苦労せずに読み進めることができる。実際に自分でコードを書いて、エラーが出たらデバッグして、というのを繰り返して実際にコードが動くと感動するね。

僕は必要があったのでVBAから始めたのだけど、Pythonて使いやすいね（VBと違ってデバッグの表示がとても丁寧）。そして、改めて気付いたのだけど、プログラムを書くこととスプレッドシートでモデルを組むのって本質的に非常に似通っている。変数と関数の関係とか、誰にでも分かりやすいようにコードを書くこととか。投資銀行とかファンドでエクセルぶんぶん回している人だったら、20時間くらい集中したら基本的なことができるようになるのではないかな。