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息子の誕プレと『嬉しい!』の症状

嬉しかったのだ。

昨夜 私は非常に興奮しすぎた。

iPad といっても、iPad mini である(私の稼ぎではこれがいっぱいいっぱいである)。
 
もう何年ぶりかに息子にものを買ってやったこと。

保険 もつけてシール もカバーもアイペンシル も、一式 買って送れたこと。

息子は若い世代だから、iPad mini であっても、あれこれと活用したり遊んだり 出来るだろう。

それを考えると とてもワクワクとして、胸が踊った。

早く 単行本が出したい。
地道にに 着々と原稿をあげたい。

単行本になった時、息子に読んで欲しいのだ。

「人間仮免中」を出版したとき。

あいつから、泣いて電話がかかってきた。

「母さん 、最高にいい 漫画 だった!もっと精進して、もっともっと面白い漫画たくさん描けよ!」

そして 息子は、お父さん(ボビー)に、改めて会いに来てくれたのだった。

「母の障害のことで、ご迷惑をおかけしてばかりです。どうか 母をよろしくお願いいたします」

お父さんと二人っきりの時、息子はそう言った そうである。

そんな息子に、「港町ブルース」を読んでほしい。

フルカラーの、私の渾身の漫画である。

あれこれと、想いが巡った。

息子の人生も、紆余曲折あった。

息子はそれを乗り越え、いっぱし になった。

私が最後に息子に誕生日プレゼントを送った時は、もう15年以上も昔、当時の、新しいパソコンであった。

今回 息子にプレゼントしたiPad mini は、それ以来の、誕生日プレゼントである。

嬉しいったらなかった。

原稿料が入ってくる このタイミング、その時でなければ送れない。

昨夜こっそりとipad mini 一式、Amazon で注文して確定ボタンを押した時、本当にドキドキとしたのだ。

これで思う存分楽しんでくれと、胸が踊り、嬉しくて嬉しくて、本当にドキドキとした。

興奮した。

統合失調症というものは、極端に嬉しくてもどうしても症状が出てしまう。

そんなわけで 私は今日、文章を一本書いただけで力尽き、頭が混濁してきて頓服を飲んで、就寝前の薬も早々に飲んだ。

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