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ITエンジニアの私がなぜ令和の今、中国語を学ぶのか?

今年(令和元年)から中国語の勉強をはじめました。その5つの理由をお話しましょう。

理由1. ジム・ロジャーズがそう言っているから

世界三大投資家、ジム・ロジャーズウォーレン・バフェットジョージ・ソロスの一人です。こちらのビデオ、彼の二人の娘(孫ではない)です。大勢の人前でとても堂々と中国語!で話をしています。

英語よりも中国語を学ばせたほうがいい。アメリカは衰退し、中国が再び世界の頂点に君臨する

との考えからシンガポールに移り住み、二人の娘に中国語を学ばせました。

ついでにウォーレン・バフェットも以下のように言っています。

中国は非常に大きな市場で、われわれは大きな市場に好感を抱いている。バークシャー・ハサウェイ社は中国に多額の投資を行っているが、まだ不十分だ。今後15年間に中国市場でより大規模な投資を行う。

世界三大投資家のうち2人が中国に膨大な投資をしているのです。

理由2. ググると中国語ページにヒットする時代になったから

最近、技術的なことでグーグル検索すると中国語のページに行き着くことが増えてきました。世界時価総額ランキングトップ10に、アリババ、テンセントの中国企業2社がランクインしています。(残り8社はアメリカ)。人工知能の分野で中国がアメリカを抜き去るのは時間の問題とも言われてもいます。

JavaScriptのフレームワークにVue.jsというものがあります。開発したのは元グーグルのEvan Youという中国人です。高校まで上海で暮らし、大学でアメリカに来たようです。とても流暢な英語を話すので中国系アメリカ人かと勘違いしました。Vue.jsの中国人コミュニティはとても充実しており、多くのVueのライブラリが中国人によって開発されています。

アリババのジャック・マーをはじめ、中国人は英語の発音が上手ですね。中国語と英語は子音の発音が似ているので、中国人が英語をマスターするのは容易なのでしょう。

理由3. 東南アジアで暮らすには中国を避けて通れないから

中国アレルギー?のある方は、東南アジアには行かない方がいいです。先日タイに行ったのですが、イミグレーションに中国人専用レーンができていて驚きました。どこの空港も中国人観光客だらけです。
東南アジアには華僑系の財閥がたくさんあります。SEAの経済は華僑財閥を抜きに語れません。

こちらマレーシアで見たファーストフードの広告です。この男性、中国、東南アジアでは知らない人がいない台湾のスーパースター、Jay Chouです。

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マレーシアのカフェで彼のこの曲が流れていました。日本人でも好きになるメロディーです。この曲、PVが8千万とかです。彼は中国語を英語っぽい発音で歌うので、中国人でもなんと言っているのか解らないそうです。

中国語が分かると東南アジアが2倍楽しくなります。

私は東南アジアを旅するとき、Airbnbで宿を予約するのですが、ホストが中国人で英語が話せないときがよくあります。中国語ができれば翻訳ミス、コミュニケーションミスによるトラブルを回避できます。

理由4. 中国語を学ぶと英語のリスニングも向上するから

日本人にとって、英語も中国語も発音がとても難しい言語です。それは、中国語も英語も、息(ブレス)を使って音の高低をつけて、歌を歌うように話す必要があるからです。

中国語には四声というものがあり、『あ』の発音だけでも4パターンあります。こちら、最近人気急上昇の李姉妹の中国語ビデオです。NHKの中国語講座よりわかりやすいです。

中国語のリスニングを続けていると、だんだんと音の上げ下げに耳が慣れてきます。すると、不思議なことに英語の音の変化も前よりも簡単に捉えられるようになります。

高速道路から一般道に降りると普段よりとてもゆっくり走っているように感じますよね?その現象が、中国語→英語 にも起きるのでは?と思います。

中国語を英語で勉強するのもオススメです。一粒で二度美味しいです。

アプリで学びたい人はこちらがオススメです。

理由5. 新橋のマッサージの中国人と会話したいから 笑

日本人にとって欧米人に話しかけるのはとても勇気が要ります。その一方で、同じアジア人の中国人には不思議と緊張せず話すことができます。
語学の上達にはとにかくたくさん話すことが大切です。そう、日本には中国人がたくさんいるのです。

そして英語に比べて中国語のレッスン料は安いです。カフェでの個人レッスンも1時間3000円程で受けれます。マッサージを受けながら中国語のレッスンもできます。

英語と中国語が話せるITエンジニアはほとんどいません。ブルーオーシャンです。ぜひ、皆さんも中国語にチャレンジしてみてください。きっと世界は広がりますよ。


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