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バンコク編-英語と中国語で世界を旅する

バンコクにやってきました。雨季に入ったようで時折激しい雨がふり、大気の汚れを洗い流してくれます。硬派なITエンジニアはビーチには行かないのでずっと雨でも構いません。ITエンジニアに南国の太陽は眩しすぎます。最近、英語発音をよくする世紀の大発見をしたのでご紹介します。またITエンジニア向けオススメSIMも紹介します。

飛行機と宿

飛行機はエアエイジアXをよく使います。なぜかいつもガラ空きで3席確保できちゃいます。寝っ転がって爆睡できるのでビジネスクラスのように快適です。席の取り方にコツがあるのでいつかご紹介します。

宿はAirbnbで確保しました。バンコクでは3つ星以下、1万円以下のホテルはガッカリ感がすごいのであまりお勧めしません。英語力に不安がなければAirbnb4つ星クラスコンドミニアム3000円程で見つかります。AirbnbやAgodaのレビューには必ず目を通しましょう。Airbnbの良さはホストとWeChat、FBなどのSNSで繋がりローカルの情報を聞くことができることです。私は中国人のホストに中国語の質問をしたこともあります。

今回のホストは日本人かしらと思うぐらい、LINEで大量のサポート&注意事項メッセージを送ってきました。部屋の設備の使い方の解説ビデオまで送ってきました。どうやら業者のようで5人ほどでグループチャットしてました。タイではAirbnbもGrabもグレーゾーンです。SEAでは法律がコロコロ変わったり、人によって違う(笑)ので注意が必要です。

英語と中国語

ホストからのインストラクションは英語/中国語併記で送られてきました。英語と中国語が世界標準語になりつつあります。街中の看板も英語と中国語の併記が増えました。

『不要』は『Don't do 〜』の意味です。要(yao)とは I'm gonna do のように、明確な意思を持って『〜するよ』の意味です。『不要』で明確な意思を持って、『〜するなよ』のニュアンスになります。日本語には明確な意思を持って『〜する』といった表現がないような気もします。日本人の自己主張のなさは言語にも現れているのですかね。

英語発音をよくする世紀の大発見

お待たせしました。その答えは、『中国語の一声と半三声で英語を話す』です。中国語は同じ『あ』の発音でも、4つの声調があります。

第一声『あー』と高音で伸ばす感じで英語を発音すると肺活量が増しカラオケで歌うように発音ができます。日本人の発音は単語と単語の間に間がありリズム感が無いのでアメリカ人にはとても聞き取りずらいのです。姿勢を正し、中国人のように元気よく発声しましょう。半三声は英語の曖昧母音と同じです。英語には曖昧母音という、脱力してボソッと発音しリズムをとる音があります。中国語も半三声や軽声という脱力音があります。中国語の発音は日本語と同じで子音と母音がペアになっています。そして中国語には英語のリンキングやリダクションが無いので、意外と音の聞き取りは容易です。つまり、中国語のリスニングをすると、英語のリズム感も鍛えられます。

中国語のYouTube

中国語のYouTubeは英語リスニング向上にとても良いです。

白人女性の中国語はとてもハッキリとした発音で大変聞き取りやすいです。私はまだ何言ってるかチンプンカンプンですが、中国語の『音』にはだんだん慣れてきました。彼女は中国語と英語を器用にスイッチして話してます。

英語もそうですが、初心者は綺麗な発音でリスニングの訓練をしてください。フィリピン人や東欧などのオンライン英会話は結構なまってるのでやめた方がいいです。私はDMM英会話のネイティブ講師を契約しています。レッスン料が高くても米、英、加の白人女性の綺麗な子音発音をインプットしてください。英語は量より質です。いえ、質より集中力です。ダラダラやっても効果はゼロです。たまに屋外の周りがうるさいところで受講します。すると頑張って聞き取ろうとするので集中力が増します。

Thomasさん、ドイツ人ですが中国語の発音が聞き取りやすいです。ドイツ語と中国語がミックスして話されています。中国語と他の欧米系の言語をミックスして聞くと子音のリズムが掴めて母音脳をぶち壊すのに効果的です。

ドイツ語には喉の奥からガァーと吐くような発音(R)があります。英語やドイツ語、フランス語などは子音をベースに発音するので息と舌の使い方が大切です。日本語は母音をベースにした発声なので、日本人には英語の発音だけでなく、ドイツ語、フランス語、中国語の発音も無理ゲーなところがあります。

子音ベース系言語の発音のコツは、舌を下の歯茎のポケットの部分にグッと食い込ませ、口角をクイっとあげ、顎を下げます。そして、口をパクパクさせないで、息と舌だけで音を出すようにします。英語は口を大きく開けて発音する、はウソです。鉛筆一本ぶんぐらい開けるようにします。

タイの英語レベル

タイの庶民は英語がほとんど話せません。ホテルとかレストランの店員は英語ができます。英語ができる順番はこんな感じですかね?

フィリピン >> シンガポール > クアラルンプール = バリ = バンコク = 台北 >>>> ベトナム = 日本

海外でのコツは、『英語ができそうな人に話しかける』です。20代の若い髪型がキマッテル人に話しかけます。おしゃれな人は意識高い系なので外人の友達がいたりします。海外の基本は『人によって違う』です。日本人はだいたいみんな同じ教育水準、資産ですが、海外はフェラーリに乗ってる人もいれば、路上で物乞いしてる人もいる。なので一人に聞くのはリスクがあり、必ず複数の人に聞いて統計をとります。

タイのショッピングモール

プロンポンのモール内のカフェで仕事しました。日本なら激混みするようなおしゃれなカフェでも、お客さんは私一人でした。東南アジアのカフェの良さは、かなりの確率で貸切状態になることです。誰にもdistrubされずに、仕事に集中できます。コーヒー一杯で長時間いても白い目で見られません。東南アジアは人件費、家賃などの固定費が安いのでお客さんが少なくても潰れないんでしょうね。。。

新しくできたICONSIAMから崩れ落ちそうな形のスカイウォークのビルが見えます。Siamシャムとはタイの昔の名前です。ブログサイトでよく『シーアム』と記述してますが、英語発音では『セーヤーム』と発音します。

昔のパソコンが展示されてました。いわゆるIBM PC互換機と言うやつですね。CRTなので写真では黒い帯が写ります。3.5インチのフロッピーディスクドライブも付いてますね。昔のパソコンは自分で拡張スロットにイーサネットの基盤をぶっ刺してネットに繋ぐ必要がありました。

旅行者ではなく海外に住んでいる人のことをexpatと言います。最近、SEAで日本人をよく見かけるようになりました。日本の2018年の経常収支は20兆円の黒字でしたが、それは自動車などの輸出ではなく、海外投資で稼いでいます。ソフトバンクの孫さんはテック界のウォーレン・バフェットとも称されており、10兆円ファンドを運用しAIスタートアップに投資しています。

ソフトバンクGの保有株式は27兆円にも登り、アリババ、スプリント、Uberなどがあります。グーグル、フェースブック、アマゾンは広告、小売分野で莫大な利益を得ていますがそれはアメリカのGDPの7%にすぎません。残りの93%の分野、製造、医療、不動産などAIが手付かずの巨大マーケットがあります。ビジョンファンドの投資先はほとんどが米国、中国企業で残念ながら日本は相手にされていません。

ネット環境

ノマドワークで困るのがインターネット接続ですね。私はコワーキングスペースが嫌いなのでカフェとかその辺で仕事をしています。4Gだと30Mbpsとか出ますのでハイレゾなビデオを見たら数時間でパケ死します。

そこでITエンジニアにオススメなのは、Dtacのunlimited 10Mbps 7 days 249BHT です。ネットワーク速度を10Mbpsに速度制限する代わりにどんだけ使ってもパケ死がありません。10MbpsあればYouTubeも1080pのHDで見れます。iPhoneとテザリングでmacと繋いで使っています。VPNをiPhone側にインストールし日本にいるのと変わらない環境にしています。

AISのポケットWiFiを購入してunlimited with caped speedのSIMを挿す方法もあります。ただ私はWiFiデバイスを持ち歩くのが面倒なこと、AirAsiaの機内持ち込み7kgの壁があり1gでも荷物を減らしたい、タイ以外の国で使えるかわからない、のでやってません。
ビデオカンファレンスなどする場合、AIS Super WiFiというWiFiスポットを1時間だけ購入して接続する方法もあります。この場合はspeed capが解除されますので爆速で繋がります。

Nomad ListというNomad WorkerのSNSがあり、Slackで情報交換をすることができます。世界各国のデジタル ND(Nomad)と情報交換できます。ローカル情報だけでなく、RubyやJSなどの技術的な話もできます。

Chiang Mai

チェンマイよりかチ エンマイの方が正しい発音です。chiやangの発音は中国語によく出てきます。中国語のCHはそり舌音といい、舌先をカールさせて息を塞いで発音します。つまり、中国の人は息と舌を使って発音することに慣れているので英語の発音も上手です。(台湾中国語にはそり舌音がない)

Chiang Maiにはおしゃれなカフェが多くNDが多いです。妙に韓国人が多く、日本人観光客はあまりいないので海外で日本語聞きたくない人には良い環境ですね。

Airbnbでbookingしました。オーナーが中国人でした。おそらく業者だと思いますが丁寧でprompt responseでしたね。このレベルの部屋が3000円程なのは衝撃ですね。

横断歩道を渡ろうとしたら、歩行者用の信号機がないことに気づきました。はて?何にしたがって渡れば良いのか謎ですが、SEAの交通ルールに従い、車にはねられないように自己の存在をアピールしながら堂々と渡りました。

この次はカンボジアに行く予定です。お楽しみに。


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