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言葉を伝えられる人、伝えられない人の違いって何だろう

‪【弾き語り】‬

弾き語りは文字通り「弾く」と 「語る」二つの要素がある。
なぜ「歌う」ではなく「語る 」なのか。
私が好きな歌い手は、言葉がスッと身体に入ってくる。まるで絵本を読んでいるように。

私自身がライブ活動していることもあり、いろんなミュージシャンの演奏を聞くことが多い。
歌が上手いシンガーはたくさんいる。高音が綺麗に出ていて音程も安定している。
そんなシンガーが周りにたくさんいる。

でも、演奏中に言葉がスッっと入ってくることは少ない。 ライブ後にどんな歌を歌っていたか思い出せないミュージシャンの方が多い。
あの人どんな歌を歌ってたっけ? そんな事を考えてみても、メロディが出てきても歌詞が出てくることは少ない。

だからこそ、初めて自分の歌を聞いてくれる人にどうやったら詩が伝わるのかをいつも考えている。練習の時はもちろん、ライブ中も考えてしまう。

最近、演奏なしで詩を朗読したり無伴奏のラップをライブで見かけることがある。言葉がスッと入ってくることが多い。余計な音がない方が言葉は伝わりやすいのかな。

俺もちゃんと語れるようになりたいな。
ちゃんと伝えられるような歌い手になりたい。


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