見出し画像

選抜王者の桐蔭学園が大勝で2大会ぶりの花園へ!

桐蔭学園 59-0 東海大相模
(2大会ぶり21回目)

選抜王者の桐蔭学園が大勝で2大会ぶりの花園出場を決めた。

桐蔭学園はチームを牽引するNo8城央祐(3年)主将をはじめ、PR井吹勇吾(3年)、PR前田麟太朗(3年)、LO中森真翔(3年)、FL申驥世(2年)、SO萩井耀司(3年)、CTB白井瑛人(3年)、CTB諸田章彦(3年)、FB吉田晃己(3年)の高校日本代表候補9名とU17日本代表のWTB古賀龍人(2年)がスタートに名を連ねた。リザーブにも、高校日本代表候補のHO田中健心(3年)とCTB髙﨑大我(3年)、U17日本代表のSH後藤快斗(2年)、選抜優勝を支えたLO西野誠一朗(2年)とFL牧錬太郎(3年)らがいる強力すぎる布陣。

東海大相模は、共同主将のFB工藤寛治(3年)とWTB中村咲陽(3年)がチーム牽引。BKは昨年度の花園で1年生ながら先発を経験したSO長濱堅(2年)とWTB恩田暖(2年)にも注目。FWはPR小池哲平(3年)やNo8竹内應介(3年)が中核をなす。1年生のLO笹部隆毅(1年)、FL中村悠稜(1年)、CTB中尾思(1年)も名を連ねた。

5年連続で同じ顔合わせとなった決勝。
桐蔭学園は序盤から敵陣にてFWでフェイズを重ね、ペナルティキックを獲得。FB吉田晃己(3年)がPGを決めて先制。その後も桐蔭学園が押し込むが、東海大相模が粘り強く対応する。それでも桐蔭学園は14分、敵陣でのスクラムから8→9でのパスアウトを受けたFB吉田晃己(3年)が巧みなランで次々と相手をかわして見事なトライ。17分には中盤でラインブレイクしたCTB白井瑛人(3年)が裏へのキックを自ら抑えてトライを挙げる。20分、24分に手堅くPGを追加すると、28分には敵陣深くに攻め込み、SO萩井耀司(3年)の素晴らしい仕掛けからFB吉田晃己(3年)がトライ。ほぼ敵陣でゲームを展開した桐蔭学園が30-0とリードで前半を折り返す。後半も桐蔭学園は3分に連続アタックから最後はNo8城央祐(3年)のパスからWTB古賀龍人(2年)がトライ。6分にはまたFB吉田晃己(3年)がPGを決めて、さらに差を広げる。9分には敵陣で相手ボールが乱れたところから再びWTB古賀龍人(2年)がトライ。その直後には自陣から攻めて、最後はCTB諸田章彦(3年)がトライをマーク。後半もほぼ敵陣でプレーする桐蔭学園は試合終盤にも1トライを追加。圧倒される東海大相模は試合終了間際にようやく敵陣深くに入るが好機は迎えられず。完勝というに相応しいゲーム内容で桐蔭学園が昨年の雪辱を果たす勝利を挙げた。

桐蔭学園、昨年は予選決勝で東海大相模に破れ、花園出場を逃した。例年より早い新チームのスタートで、しっかりとチームをつくりあげ、選抜大会では完成度の高い戦いぶりで優勝。この試合では圧倒的な強さで完勝し、2大会ぶりの花園出場を決めた。優勝候補筆頭として花園にのぞむ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?