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2023年度高校日本代表候補 第1次メンバー紹介 CTB その2

【CTB】その2

田村優太郎(茗溪学園)
1年時から試合出場に絡み、2年時より主力に定着。花園では2回戦に進出。U17関東にも選出された。最終学年となり、タレント揃うチームのなかで、中核を担う。選抜大会では2回戦にて報徳学園と引き分け抽選の末、敗退した。
自ら仕掛ける動きが持ち味で、突破力と決定力を備える。パス、キック、ラン、全てのスキルが高水準。

為房幸之介(常翔学園)
1年時から出場機会を掴み、花園ではWTBで2試合に先発出場。チームのベスト8に貢献した。2年時には主戦場をSOに移し、花園に出場したが、初戦となった2回戦で尾道に惜敗した。最終学年となり、2月の近畿大会ではFBを担い、準優勝。選抜大会ではインサイドセンターを務めて準決勝進出に貢献した。兄はPR慶次朗(明治大4年)。
50m6.2秒のスピードを生かしたランが魅力で、スキルの高いパスやキックを用いたセンス溢れるアタックも必見。

名取凛之輔(大阪桐蔭)
2年生ながら選出。中学時代は大阪府中学校代表として全国ジュニア大会に出場し、大会優秀選手に選出された。高校では1年時から主力に定着。花園では13番を務め、チームのベスト8に貢献した。新チームになると、主戦場を12番とし、近畿大会を制して選抜大会に出場。選抜では準々決勝に進出したが、優勝した桐蔭学園に敗れた。
コンタクトが強く、攻守に安定感が光る。バランスのとれたCTB。

平野晃成(大阪桐蔭)
奥井章仁(帝京大4年)に憧れ、FW志望もBKで躍動する。2年時にU17近畿の主力として、KOBELCO CUPで活躍。U17ユーストレセンメンバーにも選出された。花園では途中出場で2試合に出場した。最終学年になると、主力に定着。2月の近畿大会を制して選抜大会に出場。選抜では、CTBとWTBで存在感を発揮し、チームのベスト8に貢献した。
強靭なフィジカルと体重100kgから繰り出す凄まじい推進力が魅力。力強いキャリーで常に前へ出る。

福田幹太(報徳学園)
最終学年になり、主力に定着。2月の近畿大会では3位に貢献。選抜大会では2回戦にて茗溪学園と引き分け抽選の末、ベスト8に進出。準々決勝では先制トライをマークするも、常翔学園に敗れた。
状況判断に優れた好機への嗅覚が光る。巧みなランや接点での働きでみせる。

福田正武(國學院栃木)
1年時には全国セブンズで存在感を放った。2年時より主力に定着し、選抜大会では15番を担い、怪我の青栁潤之介(帝京大1年)の穴を埋める活躍で、チームのベスト8に貢献した。その後、ポジションを12番に移し、花園では3回戦で東海大大阪仰星に敗れた。また、国体でも主力としてプレー。最終学年となり、今年の選抜大会では準々決勝で佐賀工業を破り、ベスト4進出に貢献。6月の関東大会では、新人戦、選抜で大敗した桐蔭学園に肉薄した。
鋭い動きから生み出すラインブレイクが持ち味。パスやキックも素晴らしく、スペースをつくアタックも必見。

諸田章彦(桐蔭学園)
最終学年になり、アウトサイドセンターで主力を担う。今年の選抜大会では完成度の高いパフォーマンスをみせるチームのなかで、全試合に先発して優勝に貢献した。チームには同じく高校日本代表候補の白井瑛人、髙﨑大我がおり、激しいポジション争いが繰り広げられる。
鋭く強いタックルが魅力で、チームを鼓舞する働きで存在感を放つ。

大和哲将(佐賀工業)
1年時からCTBで主力を担い、花園ではベスト8に貢献。選抜大会ではWTBを務め、3トライを挙げる活躍で準決勝に進出したが、コロナの影響で棄権となった。国内チームのみでの開催となったサニックスワールドユースでは5位。また、U17九州の主力としてKOBELCO CUPでの優勝に貢献。U17ユーストレセンメンバーにも選出された。花園では再びCTBに戻り、攻守に躍動。準々決勝で敗退したものの、優勝した東福岡を試合終盤まで苦しめた。最終学年になると、主将に就任。2月の全九州大会ではBパートを圧倒的な強さで優勝。上位進出が期待された選抜大会では準々決勝にて逆転で國學院栃木に敗れた。その後、5月のサニックスワールドユースでは準決勝で東福岡に14-21、6月の全九州大会では決勝で同じく東福岡に16-17で惜敗と、着実にチーム力を伸ばしており、花園での優勝も期待される。
体幹が強く、ステップが巧みな推進力のあるランが魅力。コンタクトも強く、接点での働きも攻守に光る。

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