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スピーカーとしてイベントに参加してきました『Frontend de KANPAI! #6-みんなのサービスづくり-』

DeNAのフロントエンドエンジニアメンバーが主催している『Frontend de KANPAI!』というイベントがあり、今回のテーマと親和性が高そうということでスピーカーとして発表の場をいただきました。

内容のスライドを貼り付けつつ、参加されていない方が見て少しでも学びに繋がればと思いエントリーにすることにしました。

モダンなプロダクト開発2つのフェーズ

所属しているプロダクトが採用している技術は、大規模なリニューアルを通じてモダンな環境へと移行しました。

基盤が整いつつある環境下で、次いでプロダクト開発プロセスをさらにモダンにするため、『デュアル・トラックア・ジャイル』という考え方を取り入れ始めています。
より詳しく知りたい方は、書籍『Lean UX』にて紹介されているので一読してみると理解が進むと思います。

ユーザー嗜好の多様化、時代変化の高速化など、数年前よりも不確実性が強まった背景で、不確実性を可能な限り排除するアプローチとしてプロトタイピングと検証の重要性が高まっていると肌で感じています。

なまじ頭のいい(自戒と皮肉を込めて)メンバーが揃うと、どうしても自分たちで深く考えてしまい、実際に利用するユーザーのインサイトを捉えられずにいることがあると感じています。プロトタイピングと検証を通じて、実際の利用者に問いかけ理解を深めるアプローチは非常に重要性だと思います。

ディスカバリーフェーズは、はデザイン思考で定義されているようなプロセスを用いると効果的に動き出します。

ディスカバリーを実践するに際して、ステークホルダーを横断的に巻き込むことで情報共有プロセスを省略できて、コミュニケーションコストの増加を防ぐことにも寄与できています。

Goodpatchでは、DiscoveryをProblemとSolutionの2つに分けるアプローチを取っている様子をエントリーで公開されています。ディスカバリーのプロセスがチームに馴染んできたら、さらにフェーズを分解することも試してみたいと考えています。

領域を超えて能力を伸長するためにスキル・役割を捉える

少し話は変わって、自身の能力を伸長する際に行っているアプローチについて補足します。

普段、どんなポジションの人でも仕事の中で発揮している役割があると思います。そういった暗黙的に互いが解釈している役割を明確にする試みをしています。

今回は、比較的有名なJesse James Garrett 氏が提案した概念図をベースに話を進めました。

これ以外にも、様々な方が提案する概念図を咀嚼したり、自ら解釈した枠組みで定義を行ったりして、『自分は何者か』ということを自覚し、他者にも伝えられるよう心がけています。

まだまだ自分自身でも解釈が甘かったり迷うことはあるので、いろんな方と話をしたりして、自身の命題でもある『クリエイターが活躍する場をつくる』ことに少しでも貢献できるよう努めていきたいと思います。

【おまけ】他のイベントスピーカーのスライド

当イベントで情報を公開されている方のものを見つけたので貼り付けておきます。考える機会になったり学びに繋がる素晴らしいLTでした。


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