たった5%の世界の片隅から
以下今日学んだこと。(参考図書は、絵でわかる宇宙地球科学 寺田健太郎 著)
・ヒトの体を構成する元素は海水と非常によく似通っている。
→上位11種類までのうち、9種類が同じ元素!!
このことから、地球の初期生命の材料となる物質や誕生現場が海と密接に関係していたことがわかるってことが、書かれてたんだけど、
これってヒト以外にも言えることなのかなぁ。その辺も詳しく知りたい。
・宇宙全体の元素を見てみると、ほぼHとHeのみで、他はたかだか1%程度。
それに加えて、この宇宙は非常に希薄で、平均で1cm^3に水素原子が1個存在する程度。
炭素や酸素原子に至っては、10cm×10cm×10cmに1個存在する程度!
→宇宙の中の人間(というか有機生物)はとても異質な存在(宇宙にとって)で、広く希薄な宇宙空間において、人間を創ろうとするとかなり効率的に炭素や酸素を集めないといけないらしい。
しかし、過去に実際にこういうことが起こって、今僕達はここにいる。(実際には存在していないのかもしれないけど)
もしかしたら、この宇宙における主役はヒトではなくて、別のナニカしら、ヒトを使って何かを成そうとしているナニカなのかもしれないと思った。
今日、本の内容をノートにまとめていたら、久しぶりに ~et al. 19xxを使った。(ちなみに、今日初めて引用したのは、Hubble et al. 1998。遠方銀河が僕らから遠ざかっていて、さらに遠方の銀河ほどその速度が速かったことから、この宇宙が膨張していることを発見したという内容。)
・この世界は、68%のDark Energy(暗黒エネルギー:この宇宙を膨張させている力)と、27%のDark Matter(質量があることは分かっているが電磁波を放出しないので目で見ることが出来ない(諸説あり)、星や銀河を強い引力で引き付けている物質)、それと(現時点で)観測可能な5%の世界で出来ている(らしい、今のところは)。
たった5%なのに、こんなにも美しく儚くおもしろい世界。目に見えない残りの95%がそういう世界にしてくれているのかもしれない。
改めて、目に見えないもの、形がないものの気付きにくい価値に気付かされた。
ヒトと同じように、目に見えてるものもひょっとしたら主役ではないのかもしれない。
見かけに騙されないよう、目じゃないとこ、耳じゃないどこかを使って目に見えない闇や光を視て聴いて感じていこう。
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