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神話の里、高千穂へ(2024/4/30訪問)

2024年のGW、家族旅行の2日目。延岡市内から高千穂へと向かいました。
車で約1時間程度、ここは宮崎県の北西部で熊本県や大分県に隣接しています。
古くは天照大神の孫である瓊瓊杵尊が地上に降り立った地ともいわれ、天孫降臨神話や天岩戸開き神話で知られています。「夜神楽」でも有名ですね。

余談ですが江戸時代はここも延岡藩領だったそうで、元禄八年(1695)越前国丸岡に移封された元延岡城主の有馬清純は「日向神楽」を丸岡の地へ伝えています。

*日向神楽については以下の福井県坂井市HPもご参照ください。


さて、初めて訪問した高千穂の地。
まずは高千穂峡へと向かいます。GWで車が多いものの、なんとか第2駐車場に停めることができました。シャトルバスも出ているようで「遊歩道を歩いて下り淡水魚水族館前からバスに乗るといいよ」と駐車場にいた地元の人からアドバイスをいただきました。
私は1月に左足の甲を骨折し、治ったもののまだリハビリ中の身。足元に注意しながらゆっくりと遊歩道を歩きました。


新緑の遊歩道。

前日の雨で川が濁っているのが残念!



真名井の滝。ボートがやや渋滞?するくらい沢山あるのはGWならでは。
ここも水がもう少しきれいだったら・・青緑色の幻想的な川面をイメージしていたので少し残念。

真名井の滝。光の入り方がいい感じです。


足がクタクタになりながらもどうにか歩けたので、帰りはシャトルバスで第2駐車場まで移動し、車で近くの高千穂神社へ行ってみました。


高千穂神社


【高千穂神社】
垂仁天皇の時代に創建された高千穂郷八十八社の総社。主祭神は高千穂皇神たかちほすめがみ十社大明神じゅっしゃだいみょうじん。特に農産業・厄祓・縁結びの神として広く信仰を集めています。(高千穂観光協会HP「高千穂神社」を参照に記載)


拝殿


三毛入野命(みけぬのみこと)彫像。御祭神の三毛入野命が
霜宮鬼八荒神(しものみやきはちこうじん)を退治なされたもの。


鎮石(しずめいし)。すぐに昨年観た映画「すずめの戸締まり」に出てくる要石を連想。案内板に「尚住吉、関東鹿島神宮御社殿御造営の際高千穂宮より鎮石が贈られ同宮神域に要石として現存しています。」とありました。


高千穂神社のあと天岩戸神社にも足を伸ばしましたが、さすがに私の足はもういうことをきかず、西本宮拝殿のみお参り。
東本宮には家族に参拝してもらいました。


天岩戸神社・西本宮


【天岩戸神社 西本宮】
天照大神がお隠れになられた天岩戸を御神体そしてお祀りしています。
御祭神は大日霎尊おおひるめのみこと。天照大神の別称。

この西本宮から岩戸川に沿って徒歩約10分のところに天照大神が岩戸にお隠れになった際に八百万の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟があります。
参拝したかったのですが、足が限界につき断念。またの機会に参拝させていただきます。

こうして初めての高千穂訪問となりましたが、GWのせいか人が多く、さすがは宮崎一の観光地だなぁと思いました。お社はどちらも清浄な気にあふれていましたが、前日の雨のためか高千穂峡の水が濁っていたのは返す返すも残念でした。山の中の景勝地で空気はきれいでしたが。

なお、この日これでも1万歩以上歩きましたが、まず歩けたことに感動。
頑張った私にとっては、これで満足!でした。

以上、長々とお読みいただきましてありがとうございました。


*高千穂観光協会のHPはこちら


*天岩戸神社のHPはこちら




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