kintone AWARD 2023

頭の整理のためにCybozuDaysの振り返りをしてみます。
AWARDはXでは到底収まらない文字数なのでこちらに書いていこうと思います。

その前に若干話はそれますが人の良いところを見つけることって意外と難しくて、当たり前に出来る人もいるんだと思うんですが私には訓練が必要です。悪いところはすぐ出てくるけど、いいところはなかなか出てこないことあるんですよね。
AWARDに出ていた方々は良いところしか無いので訓練にはならないと思いますが、自分の経験も交えつつ、良かったところをたくさん書いてみようと思います。(笑)

①光成工業 畠山さん(北海道・東北代表)
まずは登場からのテンション。体全体を使ったパフォーマンスで会場を盛り上げます。テーマはわくわく、どきどき楽しく。
日報の電子化で原本の紙を破くという斬新な儀式をして、普及活動をした結果なんと30%も売上が増加したそうです。
残業もかなり減ったとのことですから、貢献額も相当なもんですね。
一番素晴らしいと思ったのは、TERUOモデルと言う名のベテラン社員専用アプリ!!ITが苦手な社員に簡単に入力できる専用アプリを作ってあげたのです。
これって結構斬新なことでなかなかできないんですよね。
私のような社内でDX推進の先頭にいるような立場だと非常に悩ましい問題なんです。ある意味ボトムのところにお付き合いしすぎてしまうと全体の進みが遅れてしまう。トップラインを引っ張りすぎるとボトムを置いて行き過ぎてしまう。。
しっかり寄り添いながら進めていくDX。素晴らしかったです。
kinjoy!!!

②檜垣造船 吉井さん、喜多さん(中国・四国代表)
今回では唯一のペアで参戦です。
船業界に疎いので存じ上げなかったのですが、造船業界では結構なシェアをお持ちの有名な会社さんだそうです。私の苗字は四国の名前なので親近感がMAXです。
きっかけはトップの交代。完全アナログの状態からある程度強制的に使ってもらいつつ、地道な布教の末にデジタル拒否軍団を撲滅していったそうです。ここぞというタイミングで畳み掛ける!これもできそうでなかなかできないことなので素晴らしい取り組みです。
ちなみにデジタル拒否軍団。数年前までうちにもいました。
”俺はもう(会社人生)終わりだから、そういうのいいわ。”何度言われたことか。笑

③アートワークス 宗政さん(関西代表)
まさむね、ではありません。むねまさです。から始まった関西風の宗政さん。
まずね、お名前が素敵。フルネームで書いたときのこのかっこいい感じ。わかります?
紙ファイルとホワイトボードでの管理をkintoneにしていったお話。
なんで使ってくれないのか?アンケートを取ったところ
”kintoneという名前が嫌” これはひどい。笑
そんな状況をお菓子を持ってきてくれるおじさん(稲澤さん)と共に職人さんとアプリを作るまでに。
更に素晴らしいのは、この取り組みでお客さんへの見積りリードタイムが大幅に削減されたこと。改善が少なからずお客さんの幸せにつながる。素晴らしいです。
さらに今後の構想にはデータ活用まで!これぞDXです。
アートワークスさんのことが会場で想像できるような引き込まれるお話の仕方がとっても魅力的な宗政さんでした。
余談ですが、”お菓子を持ってきてくれるおじさん、showcaseのKFC稲澤さん、Xのいなさん”が同一人物であるということに気づいたのは閉会5日後のことです。笑
みなさんもDaysでお会いした沢山の実物とSNSが紐づいてきている頃じゃないでしょうか。

④ミエデン 山田さん(中部代表)
先日のトヨクモNightで初めてお会いした山田さん。
私には無い、良い人・優しい人のオーラをまとっています。オーラが見えます。
闇鍋ファイルサーバ、重要な情報は先輩の脳内・・・。こんな状態から情報の壁を壊していったお話。
DCの入館申請って紙+FAXが意外と横行してるんですよね。ちょっと進んでてもメールベタ打ちとか。ふつーにまだまだあります。
人間の食欲(お弁当注文)をkintone活用の足がかりにしていった目の付け所が素晴らしかったです。
IT企業なのにITを使いこなせないあるあるにも共感しました。
昔先輩に言われた大企業と一流企業は違うから。っていう言葉を思い出す瞬間でした。

⑤北九州市役所 井上さん(九州・沖縄代表)
Xではお茶漬けさんでのおなじみの井上さん。
未曾有の危機である新型コロナ。その対応をkintoneで乗り越えたお話。
感染者数の急激な増加に伴い、限界に近づいていたアナログ管理を試行錯誤。kintoneとAI-OCRなどを組み合わせて大幅な効率化を達成。
私自身も自治体にデスクを持っていたりして、業務改善やDXに関わっていますが自治体職員さんって本当にお忙しいんです。DXにチャレンジしたいという人は多いのですが、日常業務+αの時間が取れない。そんな中一歩踏み出しただけでも素晴らしいことなのに切迫した状況でもしっかり効果を出している。ここが素晴らしいです。井上さんのおかげだと思いますが、取り組める姿勢。北九州市さんから是非ともお勉強させていただきたいです。

⑥モリビ 植田さん(関東・甲信越代表)
もう知らない人はいない。電脳坊主の植田さん。
僧侶と不動産業を兼業する独裁者植田さんが、36メートルの紙を削減し不動産DXにチャレンジした話。
独裁政権ながらも社員さんがスマホで使うことを想定したレイアウト、取引業者さんへの寄り添った対応。これのどこが独裁者なんですか。笑
武器を作る人と狩りをする人。狩りをする人が一時の間、武器を作る人になることで人が減って辛いかもしれないが今まで以上の戦力となる武器を作る!素敵。
もはや中身の話じゃないんですけど、植田さんの魅力ってこのとてつもない言語化能力なんですよね。さらに時折、そのとてつもない言語化能力を結構なくだらないことに応用してくるんですよ。もうね、ここまでやられたらお手上げです。合掌。
そのとてつもない言語化能力でどんなツッコミとボケをいただけるのかと期待して、いつもくだらないイジりをしてしまいます。ごめんなさい。謝罪申し上げます。(ファンより)

長くなりましたが、出場された皆さん。本当にお疲れ様でした!!!
沢山の学びと楽しい時間をありがとうございました。

最後に読んでいただいた方、ありがとうございました。
(そろそろnoteの段落とか覚えるか・・・)


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