45歳からの外資転職ノート 第9話 勤務時間の考え方

第9話 勤務時間の考え方

外資系企業では、ほとんどの場合マネジャー以上には年俸制が導入されている。残業が該当する一般ポジションでも、月あたり何時間といった残業込の賃金設定になっていることが多く、その中で仕事をマネージしている。だから個人の成果に残業時間は関係なく、結果で評価するという認識が非常に強い。

よって、就業した時間について意識されることはあまりない。就業規則で決められた7時間、8時間は働くが、誰が残業が多いとか、早く帰るとか、あるいは平均何時間残業するなど、全く取沙汰されない。

会社によりけりだが、私の入社した外資系企業ではあまり夜遅くまで働くという習慣はなかった。もちろん休日出勤もあるし、夜10時くらいまで働くこともある。しかし定常的な残業はほとんどない。

外資系企業が時間にこだわらない理由は成果主義が徹底しているからだ。
与えられたミッションを期限までにこなすことは重要だが、その方法論は問われない。就業時間内におこなってもよいし、自宅でやってもよい。頻繁にやり取りする海外の本社(アメリカやヨーロッパ)も同じスタンスだ。

必要があれば休日でも家で働いているし、朝7時から会議となればそれもいとわない。ただ、日本企業よりはオンとオフのメリハリが効いている。休む時はすぱっと休む。

最近になって、日本でも働き方改革が取り上げられ、労働の量ではなく質を問題にするようになってきた。本来、成果を突き詰めれば、質を改善することになり、できるだけ短時間で大きなアウトプットをだすことが求められる。勤務時間については、より柔軟に考えられるべきだと思う。



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