セカンドハーフ通信 第115話 コンビニの将来

コンビニの将来

近くにコンビニがあるとほっとする。お金を引き出すことができるし、郵便や振込みも受け付ける。日常的に必要なものがだいたいそろっている。宅急便の発送もできる。いまやコンビニは日常生活の拠点になっている。

一方で、今まであった個人商店がなくなり、コンビニに集約されているのも事実だ。どこを訪れても金太郎飴のように同じような店が並んでいる。地方に行くとコンビニ以外の店を維持するのが難しくなってきているのを感じる。

コンビニを社会の中でどうやって位置づけるかは社会全体の問題になってきている。地域社会への影響がどんどん大きくなっている。

昨今コンビニ24時間営業のことが問題になっているが、本当に必要なことなのか。また、オーナーたちはどうやって休みを取るのか、そのサポートをどうするのか、本社からの販売目標やフランチャイズの契約は社会的にバランスが取れているのか。消費者である我々はこのような問題をあまり知らない。

コンビニオーナーも普通に生活できる程度に納得性のある落としどころにならないと、長い目でみてコンビニはうまく回っていかない。そうなったとき困るのは我々消費者なのだ。

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