進化

生物学的に、レペゼン地球はパワハラを馬鹿にし続けるべき


身体のサイズと進化の関係」についての本を読んでいたら、「お、これを参考にすればインターネットでメシを食い続ける方法がわかりそう」と思ったので、サクッと書いてみます。

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身体が大きな人の方がやっぱり有利!?
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「身体のサイズ」というものは、生物の歴史に多大な影響を与えてきたようです。

たとえば、身体の大きな生物は「体積あたりの表面積」が小さいので、体温が安定します。体温が安定すると速い運動ができるようになります。運動するときは事前に筋肉を温めておくと動きやすくなるアレです。

さらに、飢えにも強くなります。身体が大きければ脂肪がたくさん蓄えられるわけです。関係ないですが、食糧危機の時代にはデブがモテていたらしく、女性のマーケティング感度の鋭さを感じますね。

てな感じで、身体の大きな生物はおトクなこといっぱいのようです。では身体の小さい生物はダメダメのび太くんなのかというと、それはそれで違います。

身体の小さな生物は、めちゃくちゃ死にます。褒めるかと思ったら痛烈なディスが来てビックリした?でも事実、小さいが故に食べられます。お手軽カットサイズですので体重を気にするタピオカ女子たちにすら食べられます。めちゃくちゃに死にます、ザコです。

そしてさらに、寿命が短い。ただでさえ食べられてしまうのに、食べられずとも生きていられる時間は身体が大きい生物よりもずっと短いようです。ザコすぎてかわいそう。

さらに追加攻撃すると、小さな生物は「歩幅」が小さいので、移動距離が短くなります。アリにとっての地球は、ヒトから見たときの銀河くらい大きいものなのかもしれません。すぐ死ぬうえに行動範囲も狭い、かわいそうだ。

身体的な有利不利で見れば身体が大きな生物が圧倒的に有利に見える


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身体のサイズは「文化」と意外な関係が!
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こうして移動距離が短くなると、埼玉のアリは東京のアリと交わりづらくなります。埼玉のヒトはわざわざ池袋まで出かけては東京のヒトと頻繁に接触し、東京の文化を吸収したりしますが、埼玉のアリにはそれが難しいわけです。埼玉のアリはタピオカを知らない。

しかし、小さいことは悪いことばかりではありません。ここからが小さな生物の見せ場、ザコの逆襲です。埼玉のアリは、東京の文化を吸収できない代わりに、独自の文化をつくりあげます。東武東上線を使えないが故に東京のアリと接触できる回数が減り、東京の文化に接する回数が減るからです。それに比べて埼玉のヒトはすぐに東武東上線に乗って池袋にいくので埼玉文化をつくれません。だって東京のマネをするほうが簡単なんだもんby埼玉県民

こんな感じで、それぞれのアリ県民が独自の文化をつくりあげると、小さな生物は多様化していきます。小さな生物は、個としてはボコスカ死んでいく代わりに、全体としては種が多様化しやすく、さまざまな環境下に生息域を広げられる、という仕組みなわけです。

逆に、テクノロジーを乱用するヒトを除けば、大きな生物ほど移動距離が長くなると言えます。すると、俗に言うグローバル化が進んでいくことで、全体において強いヤツが生き残り、弱いヤツは死に、周囲の生物の多様性がなくなっていきます。大きな生物は、個としては生き残りやすい代わりに、全体としては種が多様化しづらく、大きな環境の変化などに弱いというわけです。恐竜は絶滅したけど、ゴキブリは生き残ったよね的な話ですね、

「文化」こそが「ザコの逆襲」


さて、ここからが今日の本題。なぜぼくが「身体のサイズと進化の関係」を参考にすれば「インターネットでメシを食い続ける方法がわかりそう」と思ったのか、についてです。


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