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大切なことを学んだ一コマ「もやしもん」

コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。

もやしもん
「細菌」を主題にしたマニアックな漫画作品。某農業大学(正式名称らしい)で醸造・発酵を研究する樹慶蔵いつきけいぞう教授の下で主人公「沢木惣右衛門忠保さわきそうえもんただやす」が成長していく姿を描いています。

世界のあらゆるところに菌がいて、私達の「食」にとても大きく関わっていることを知る事ができる良作です。コミーはコレで「日本酒」に興味を持ちました。(まだ良く知らない)

タイトル「もやしもん」は野菜のもやしとは無関係で、菌を生産する人のこと。「もやし」は味噌や醤油、日本酒の原材料となる「麹」を作る種麹菌の呼び名。

某農業大学の秘密

物語中盤、ヒロイン01は「周囲から隠し事をされている」妄想に駆られ、自ら解明を試みる。結局それは誰も知らないことで、誤解が解けたところで教授から秘密が明かされる。

しかし実はもう一つ、生徒には明かしていない秘密があることが示唆されるシーンから。この謎は終話でも回収されていない。

知ることと明かすこと

いつも話が長い

「しかし 中には聞いておきながら
自分が納得しないと
怒ったり否定したりする愚者がいる」

「人に説明を求めて解答が常に得られる
と思っている蒙昧な者も多い」

3じい

「知る事が全ての人に幸せを
もたらすとは限らないのと同じで」
「全てを知る必要はないし
明かす事も無いヨ」

前半めっちゃ同感で、
「自分が期待した答えしか聞きたくない!」
ってひと、けっこう多いんです。

なにやら聞きに来たので懇切丁寧に解説したら、「いやでも自分が調べたところではゴニョゴニョ(見当違い)」ってなかなか納得しないうえ、しまいにゃ怒って帰っちゃうっていう。

なので後半なんだよなぁ。
物事を知るには適切な時期とか資質が必要なんですよ、きっとね。

おしまい。

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