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【ChatGPT】全てのGPTを、過去にする。神アップデート【GPTs】

神アップデートきましたね。
今朝から使えるようになったので、サクッとレポート。

大きく2つあります。
1. 分岐していたいくつかの機能が統合された。
2. カスタマイズしたGPTを作成/保存/公開できるようになった。

GPTを普段使いしている人なら、「2」は特に有効です。普段のやり取りをいつでも再現できるので、絶対やったほうがいいです。

これまでのGPTから一つ上の階層に達した感。
20ドル/月でこんなにすごいものを使えるなんて、とても幸せな時代です。GPTにだけ課金すればいいと思う。

機能統合されました

ちょっと前まで、All Toolsと呼ばれていたのが今回の実装です。別メニューだったものが、一つのメニューで実行できるようになりました。

新メニュー

統合されたのは、Web検索(Bing)、データ分析(ファイルを扱う)、画像生成(DALL-E3)の3つ。プラグインは引き続き別メニューですね。
こんなにも早く統合するとは驚き。

これまでのGPT-4

これはもう見れません。

統合ならではの使い方

こんな事ができます。

過去10年分の日本のGDPを調査し、グラフにまとめてください。

え、上がってんの?え?

この画を参考に似たような画像を作成してください。
16:9で出力してください。
トップに黒文字で'TOKYO'と書いてください。

参考にしたもの
結果

2回指示しないとできなかったことが、一発でできるようになりました。

ひとつひとつ指示して進める「物知りな新卒」から、成果物イメージを共有すれば自分で動いてくれる「中堅社員」並の働きをこなしてくれます。

いい!!すごくいい!!!
使おう!!

カスタマイズドGPT

GPTをカスタマイズできます。さらに公開できるようです。

使い方は簡単。

左ペイン

Exploreをクリックすると、中央に「My GPTs|Made by OpenAI」というメニューが出ます。

My GPTs(自分用GPT)

ここで、自分用GPTの作成と編集ができます。

わくわく

左右に分割された画面の左側で作成/編集を行い、右側でお試しです。

左からいきましょう。

GPT Builder

ここでGPTさんとやりとりをすることで、自分用のGPTを作成できます。作成もチャットなのが革命的なのです。いいですか?エンジニアじゃなくても、自然言語でツールを作れるんです。日本語が操れればいいの。

What would you like to make?」と聞かれたので、

「英文返信メール作成アシスタント」をつくりたいです。

はて?

さぁ始めよう。

Great choice! For this GPT, I'd suggest the name "English Reply Craft." How does that sound to you?

OK

かわいい

アイコン作ってくれた。

どういったものにしますか?

相手は英語ネイティブ。アメリカ英語。
相手のメール文章を'#input'の以下に入力します。ここは英語です。
私が伝えたい内容を'#my response'以下に入力します。ここは日本語です。
GPTはその文脈を理解し、適切な内容で返信用の文章を作成してください。
冒頭のDear 相手の名前や、文末のBest Regards, は不要で、本文のみ作成してください。

わがままなお願い

Got it. To provide the most relevant responses, could you share how formal or casual you'd like the language in the email replies to be?
(了解しました。最も適切な回答を提供するために、返信メールの言葉遣いをどの程度フォーマルまたはカジュアルにしてほしいか教えていただけますか?)

社内のメールなので、カジュアルで考えてください。

このあといくつかやり取りをし、右側にプレビューが完成しました。

ここでうごく

やってみた。

おお、カジュアルだw

保存と削除

右上のアイコンで行えます。

保存メニュー
  • 自分用

  • 限定公開(リンク知ってる人)

  • 公開

ユーチューブの管理に似てるね。

左上

ここに保存されます。

削除

削除はここから。

編集

Configure タブで保存したGPTsの修正ができるんですが、

Knowledge:ここから事前学習をさせることができそう。たぶん。

Actions:APIを叩けるようです。

いろいろあって楽しそうだわ。

公開されているカスタマイズド GPT(参考)

OpenAIが作成したものが公開されています。
特に上3つは、今回統合された機能を個別に使う事ができます。従来メニューのイメージです。

お絵描きするだけなら「DALL-E」を使えばいいし、自分のデータの解析をさせたいだけなら「Data Analysis」、壁打ちなら「ChatGPT Classic」です。

ほかのやつも試してみますね。面白かったら記事書きます。

最後に

いつか来ると思っていた機能統合、こんなスピードで展開するなんておどろきです。過去に描いた記事があっというまに陳腐化してしまいます。

最初にも書きましたが、普段ちょっとでもGPTを便利に思っているなら、GPTsは絶対におすすめ。触ればわかるこの素晴らしさ。さぁ使おう、今!

これからもGPTさんと生きていきます。

おしまい。

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