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確定申告(住宅ローン控除)

確定申告について綴っていくシリーズ。
前回「控除について」まとめました。今回は割とよく聞く住宅ローン控除を書きます。
税に関する情報は日々変化しているので、最新情報は専門家に確認することを強くおすすめしますが、まぁそんなに変わってないと思いますw

AIアシスタントとやらを使い、提案を受けた内容が以下です。

こんなの読みたい?w

住宅ローン控除とは

控除とありますが、これは「還付金お金」が還ってきます。前回解説した控除は「見かけ上の所得金額を低くし、納税額を低くする」仕組みでしたが、この制度は普通にお金が還ってき入金されます。

還付とは、納め過ぎた所得税を確定申告によって還してもらうことで、そのお金を還付金と呼びます。

対象:自宅を購入するために、住宅ローンを契約した人。
内容:年末時点の住宅ローン残高(上限あり)に控除率を掛けた金額が、確定申告のあとに口座に入金返還されます。(控除率は現時点で0.7%)
納めた税金が還ってくる制度なので、所得税額以上になることもありません。

ざっくりイメージ:
銀行でお金を借りてマイホームを買う。
確定申告する。
毎年、還付金がもらえる。(10年続く)

やり方

住宅ローン控除は、確定申告の対象としてはメジャー中のメジャーなので、とてもたくさんの情報がWebに載ってるし、確定申告会場で対応いただくスタッフさんも熟知しています。

心配ないよ!以下の書類を持って会場に行こう!w

  1. 住宅借入金等特別控除額の計算明細書

  2. 住宅ローンの借入証明書(銀行から送られてきます)

  3. 新築または中古住宅の購入証明書(契約書でよいです)

  4. 住民票の写し(住んでいることの証明)

住んでないと、この制度は使えません!

確定申告をすると、所轄の税務署から次年度以降で使用する「ローン特別控除申告書」が送られてくるので、会社の経理部門に提出しましょう。2年目以降は年末調整で対応してくれます。

確定申告、一回だけやればオッケー!

だからみんなやり方忘れちゃうんだよねw

最後に

住宅ローンで家を買うというのは、返済中の住む権利のようなモノです。返済が滞ると、銀行は「抵当権」に基づき、家を売ってお金を取り戻すことができます。あなたの家なのに!

こういう「やり方が整っている減税措置」というのは、国としてそれを後押ししていることに他なりません。

言い換えると、マイホーム神話を盾に、国と金融機関と不動産デベロッパーが、長期にわたり安定した利益(税収)を得るための仕組み。とも言えます。

とはいえ、庶民が家を買うにはローンを組む以外の選択肢はほぼありません。いただけるお金はいただきましょう!

今後書く内容

控除とはなにか
住宅ローン控除
事業所得(大家さん)
寄付金控除(ふるさと納税)
RSU(源泉徴収されていない給与所得)
譲渡所得
医療費控除
寄付金控除(国境なき医師団)
ストックオプション(源泉徴収されていない給与所得)

長期連載となるか。

おしまい。

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