封入の達人

封入

  1. 封筒などに入れて封をすること。また、同封すること。「現金を―する」

  2. 中に入れてとじ込めること。「ガスを電球に―する」

かつて友人のアンケート封入作業のお手伝いをしたことがあります。その時到達した、おそらくこれが正解と思えるやり方を紹介します。皆様のお役に立てば幸いです。(いつ使うんだw)

封入はめんどう

封入は郵便物を封筒で送る際に必要な工程のひとつで、封筒の中に挨拶状やパンフレットダイレクトメッセージなどを入れる作業を指します。けっこうな時間を要するため、代行業や専用のマシンもあります。

10や20ならすぐ終わりますが、50を超える辺りから面倒な燃える作業になります。

封入は数だよ

封入ノ深奥

いつもやってる事をできるだけ細かく記載します。けっこう自信あります。

  1. 作業を分解
    →「動作」の単位まで細分化します。

    1. 書簡入れるものを折る

    2. 封筒を持つ

    3. フラップ封筒のフタを開く

    4. 書簡を持つ

    5. 書簡を入れる封入する

    6. フラップを閉じる

    7. 置く(重ねる)

  2. 動作をまとめる
    →一度に済ませられる作業を抽出します。

    1. 「書簡を折る」→複数枚を一度に実行可能

    2. 「封筒を持つ」→まとめ不可

    3. 「フラップを開く」→10枚くらいまとめて開くことは容易

    4. 「書簡を持つ」→まとめ不可

    5. 「書簡を入れる」→まとめ不可

    6. 「フラップを閉じる」→「7. 置く」際にうまくやれば可能

  3. 作業の最適化
    →「持ち替え」や「置く」といった毎回発生する動作無駄な動きを排除する。正直ここで決まります。

最適化された作業(例)

  1. 書簡を全て折り、重ねる

  2. 封筒のフラップを全て開き、重ねる

  3. 「まっすぐ入る方向に」右手側に書簡、左手側に封筒を配置する

  4. それぞれの手で書簡と封筒を持つ

  5. 封入

  6. 右手でフラップを閉じつつ、真下に落とす

  7. 「4」に戻る

心がけること

この作業でいちばん大切なことは、「速くやろうとしないこと」です。最適化されたシステムやり方で、自信を持って、落ち着いて、イマココに集中マインドフルネスして、淡々と行うだけで、圧倒的に速い。

速い!!

まとめ

今回、久々に機会があり封入しました。300枚くらいを20分くらいでやっつけたらみんなにびっくりされたので、昔を思い出して書いてみましたいいネタ見つかったぜw
封入に限らず、複数の処理をフローで行う作業は、それぞれを分解して最適化することでパフォーマンスの向上が期待できます。複雑な問題を分解して総合的に解決する、システム工学という学問でもあります。

おしまい。

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